調査レポート
ライフスタイル別!映画ファンが期待する2022年公開映画
2022年も話題作が多く控えている映画業界。映画ファンの皆さんが期待している2022年公開映画は何でしょうか?
KIQ REPORTでは、1月4日~11日、全国の15歳以上の男女775名の映画ファン(半年に1本以上劇場で映画鑑賞をする人)を対象に、2022年公開の期待映画に関するインターネット調査を実施。自由回答方式で、有効票数は384票でした。
前回のレポートでは、性別、年代別にご紹介しましたが、今回はKIQ REPORTが独自に分析・分類した「ライフスタイル」別に傾向を探ってみましょう!
“ライフスタイル別映画ファン”は全部で7タイプです。
※【保存版】「映画ファン」のすべてがわかる!? ライフスタイル別映画ファン 徹底調査まとめ
【エンタメエリート層】…エンタメリテラシーが高く、発信力もある行動派
映画のヒットには欠かせない、エンタメエリート層の発信力。1月時点では、3人に1人程度に注目作品があるようです。流行やトレンドを意識する層なので、映画鑑賞意欲も公開直前の話題性の影響力が大きそうですね。
そんな中、『アバター』や『ソー』など洋画大作の海外公開決定情報を得て注目しているのはさすがです!
また、前回のレポートで注目したアニメ映画『五等分の花嫁』(5/20公開)。深夜アニメの劇場版かつラブコメ作品ということで、アニメファンの熱量が高いのかと思いきや、意外にもエンタメエリート層が注目していることが分かりました。アニメファンにとどまらない幅広い層の動員も期待できる可能性があり、作品の大ヒットも期待できそうです。
【高感度リア充層】…学生が多く、社交的で流行を見逃さない
アニメ好きも多い高感度リア充層は、『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(4/15公開)が期待映画No.1という結果になりました。話題作に足を運ぶ傾向があるため、こちらも映画公開時の盛り上がりが動員を左右しそうです。
【こだわりマニア層】…わが道をいくインドア派志向。男性に多い
映画ファン意識が高い、40代前後の男性が多いこだわりマニア層は、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(1/7公開)ほか『トップガンマーヴェリック』(5/27公開)や『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(3/11公開)といった洋画大作シリーズがランクイン。映画ファンなら見逃せない大作にいち早く期待しているようです。
【洋画派実写ファン層】…中高年が多く、主婦率高め。マスメディアへの依存度が高い。
さすが洋画派!3票以上獲得した12作品のうち8作品が洋画という結果になりました。
有効回答者数が多いのも特徴的で、46.8%の人が現時点で2022年の期待映画を回答しています。今年こそ洋画興行の完全復活が期待されますね。
【ゆるふわ層】…「話題」、「流行」、「口コミ」など他人の評価が動機の受け身派
基本受け身なゆるふわ層は、ヒットしている映画を追う傾向があります。興収100億円を超えるような大ヒット作品には、ゆるふわ層まで動員できるかがカギとなるため、公開~公開後にかけても話題作りが必須となりそうです。
【アニメファン層】…アニメを愛し、アニメ以外のエンタメへの関心度は低い。
『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』に続き『ONE PIECE FILM RED』がランクイン。自由回答で集まった19作品中11作品がアニメ作品というのもさすがアニメファンという結果です。
【低関心層】…エンタメ・レジャー全般への関心が薄い、消極層
映画に限らずエンタメ全般に対する関心がきわめて低い低関心層が映画館に行くのは誰かに誘われたときくらい。注目作品も少ない結果となりました。
各タイプの特徴が反映される結果になったのではないでしょうか。
2022年の映画業界もどんな賑わいを見せるのか注目しましょう!
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【調査概要】
調査時期:2022年1月4日(火)~2022年1月11日(火)
調査手法 :インターネット調査(FastAsk利用 )
調査対象:計775名 (15歳以上 男女)
調査定義:映画ヘビーファン=月に1本以上劇場で映画鑑賞する人/映画ミドル=2~3ヶ月に1本程度劇場で映画鑑賞する人/映画ライトファン=半年に1本程度劇場で映画鑑賞する人/映画ノン=年1回程度劇場で映画鑑賞する人
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