業界知恵袋
【保存版】「映画ファン」のすべてがわかる!? ライフスタイル別映画ファン 徹底調査まとめ
KIQ REPORTでは、「性年代」や「映画鑑賞頻度」で分類されることが多い映画ファンを、趣味嗜好・心理・行動など「ライフスタイル」で分類するという業界初の徹底調査を行っています。
前回の分類調査から3年が経過し、映画館を取り巻く状況が大きく変化するとともに、映画ファンの意識や行動にも変化が見られるようになりました。そこで今回、質問・分類要素を刷新!
最新の映画ファン(年1回以上の劇場鑑賞者)は、下記7タイプに分類されることが分かりました。
ライフスタイル別に映画ファンの生態を知れば、いまの時代に合った映画ビジネスのヒントがきっと見つかるはず!
7タイプの詳細、関連記事をまとめましたのでぜひご活用ください!
7タイプのライフスタイル別映画ファン
まずは全7タイプを簡単にご紹介します。
各タイプの人物像をよりイメージしやすいように、特徴を捉えたイラストもご用意しました!
【1】エンタメマスター
エンタメや社会への関心が強く、話題作の公開はいち早く映画館にかけつける。
映画ファン意識がきわめて高く、映画のみならず、エンタメ全般を幅広くカバーします。情報収集力、発信力、行動力も持ち合わせ、映画館で新作を見ることにこだわりを持つ層です。20~30代が中心。
詳細データはここからチェック!
【2】オールラウンド・シネマセレクター
アニメも実写もまんべんなくチェックし、気になる映画ならば劇場鑑賞もいとわない。
映画は好きだが、映画館への足がやや遠のいています。監督や映画賞で作品を選ぶなどのこだわりがあり、洋画を好む人が多いです。映画ファンの27%を占める多数派であり、男性30-40代が多いです。
詳細データはここからチェック!
【3】実写派シネマ知識人
社会やアートにアンテナを張る中高年層が中心。実写映画を好み、アニメは眼中なし。
新作志向が高く、時事やアートには関心を持っているが、流行には無頓着でSNSに疎い層です。映画に関心があり、新作志向も強いものの、アニメはまったく見ません。男女50-60代に多く見られます。
詳細データはここからチェック!
アニメに強い関心を持ち、社交性が高く、抜群の情報収集力があります。鑑賞頻度は高いものの、映画館はあくまでも推し活の場であり、映画ファン意識は高くありません。男女10-20代に集中しています。
詳細データはここからチェック!
アニメに関心を持っているが、流行に疎く、映画館には行かないインドア派。
アニメへの関心が高いものの、その名の通りのインドア派。流行への感度・社交性は低く、映画ファン意識もほとんどありません。男性20~50代を中心に比較的幅広い年代に分布しています。
詳細データはここからチェック!
SNSを活用し流行にも敏感だが、エンタメへの関心が薄く、映画は自宅で見る。
流行・話題に敏感で社交性が高いものの、映画にはあまり関心がありません。邦画実写を好み、アニメや洋画をほとんど見ない点が特徴です。女性に多く、10~50代まで幅広く分布しています
詳細データはここからチェック!
7タイプのポジショニング
「新作映画の鑑賞意欲」を横軸、「流行・話題性への感度」を縦軸にしたポジショニングMAPです。円の大きさは各層のボリュームを表しています。
「新作映画志向」と「流行・社交性」は相関しており、年間6回以上映画館に足を運ぶ〈エンタメマスター〉が突出。新作映画鑑賞に積極的なのは、追随する〈オールラウンド・シネマセレクター〉、〈実写派シネマ知識人〉、〈アクティブ・アニメエンジョイヤー〉の4層までといえるでしょう。
関連記事一覧
●7タイプの基本データ
映画ファンをライフスタイル別に分類! 〈新〉ライフスタイル別映画ファンの基本データ
●3年前に分類したタイプとの違いにフォーカスして、映画ファン像の変化を考察!
3年でどう変わった? ライフスタイル別にみる映画ファンの変化
●性・年代による映画ファンの傾向はこちら!
〈新〉ライフスタイル別映画ファン ~性年代別の特徴~
- ●各タイプの詳しい情報は下記よりご覧いただけます!
>>>エンタメマスターの詳細
>>>実写派シネマ知識人の詳細
>>>リア充トレンドキャッチャーの詳細
【調査概要】
調査時期:2024年4月25日〜2024年5月1日
調査手法:インターネット調査(FastAsk利用 )
調査対象:計30428名 (15歳以上の男女)
© 2024 KITT All Rights Reserved.
COMMENT
コメントをするにはログインが必要です。不明なエラーが発生しました