調査レポート

〈新〉ライフスタイル別映画ファン ~性年代別の特徴~

2024-08-19更新

KIQ REPORTでは独自調査をもとに、映画ファンをライフスタイルで7つのタイプに分類。このたび3年ぶりに刷新した新しい7タイプの映画ファンを紹介しています。

>>>映画ファンをライフスタイル別に分類! 〈新〉ライフスタイル別映画ファンの基本データ

今回はこれまでの7タイプを用いて、性・年代による映画ファンの傾向を探ります。
分類してみると、年齢差が大きいです。男女ともに10代(15~19歳)は異質な存在であり、20代以上は年齢と比例するように構成比が変化していくのですが、いくつかのファンタイプは特定の年代に集中していたり、ある年代と年代でギャップが生じていることがわかります。また男女差も見られ、男性は積極性の高い層が多い女性はリア充層が多いなどの違いも見られます。

それでは、各年代の特徴をご紹介します。(※カッコ内の数値は映画ファンの出現率です)

ライフスタイル別映画ファン ~性年代別の特徴~

■男性10代(61%)
男性でもっとも映画ファン率が高い。「受動型エンタメフォロワー」が少なく、積極派が多数。アニメファンの多さに大きな特徴があり、「アクティブ・アニメエンジョイヤー」が2割を占める

■男性20代(57%)
上位2層である「エンタメマスター」「オールラウンド・シネマセレクター」は5割超に達する。10代と同じくアニメファン率が高いが、20代は「インドア・アニメラバー」の多さが特徴である

■男性30代(53%)
映画ファン率は10代、20代ほど高くはないが、積極派が多い。「エンタメマスター」は最多となる25%に達し、「オールラウンド・シネマセレクター」と合わせると、上位2層が7割に迫る

■男性40代(49%)
上位2層の割合は5割を超え、20代と同等。積極派の割合が高いが、同時に「実写派シネマ知識人」「インドア・アニメラバー」も多く、インドア志向の人も少なくない

■男性50代(46%)
40代以下に比べると上位2層が急減し、「実写派シネマ知識人」の割合が急増。「インドアアニメラバー」「受動型エンタメフォロワー」も1割以上を占めるなどインドア志向が多い

■男性60代(40%)
「エンタメマスター」は最少の6%。上位2層は3割にとどまり、「受動型エンタメフォロワー」が2割に迫るなど50代よりもさらに消極的アニメ志向の強い映画ファンはほぼ皆無

 

 

■女性10代(81%)
映画ファン率は最多となるが、上位2層の割合は26%にとどまり、やや浅いファンが多い「アクティブ・アニメエンジョイヤー」 が3割に迫り「リア充・トレンドキャッチャー」の多さは群を抜く

■女性20代(62%)
映画ファン率は女性10代を下回るが、中身は濃い。上位2層が5割近くを占め、「インドアアニメラバー」の割合が高い点にも特徴がある。30代とはほとんど差がない

■女性30代(53%)
映画ファン率は女性20代をやや下回るが、ファンタイプの構成比は20代とほぼ変わらない

■女性40代(46%)
女性20-30代に比べると上位2層が減り、「リア充・トレンドキャッチャー」「受動型エンタメフォロワー」 が約3割を占める。下位2層の比率がもっとも高い

■女性50代(45%)
上位2層が少なく、消極派が多い40代以下に比べて実写志向の人が多い点が特徴的である。映画ファン比率、ファンタイプの内訳ともに男性50代とほとんど変わらない

■女性60代(39%)
映画ファン、上位2層の比率は最少実写志向が強く、ファンタイプの内訳は男性60代とよく似ているが、「リア充・トレンドキャッチャー」が多く、より実写志向が強い点が異なる

 

 

次回からは、各タイプの詳細を紹介していきます!

 

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【調査概要】
調査時期:2024年4月25日〜2024年5月1日
調査手法:インターネット調査(FastAsk利用 )
調査対象:計30428名 (15歳以上の男女)

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映画ファンってどんな人? ~ライフスタイルで映画ファンを7分析~
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