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【KITT RADIO#33】こうすれば上がる?選挙の投票率NEW
マーケティング目線で世の中を見ると、見えるものが変わってくる!
映画の宣伝プロデューサーが日々考えていることをあれこれ雑談す
「KITT RADIO|マーケティングあれこれ雑談」
出演:木村徳永さん(KICCORIT)、ターニャ(KIQ REPORT)、ダビデ(KIQ REPORT)
選挙の投票率を上げるって難しそう?
でも実は「マーケティング目線」で考えると、意外と改善できちゃうかも!
<主なトピックス>
1. 期日前投票は意外と使える!
「当日行けない人だけが使う」って思われがちな期日前投票、実はもっとカジュアルでOK!?
- 2. 投票用紙がなくてもOK!
「用紙忘れたらダメかな…」と思いがちだけど、身分証があれば手ぶらで投票できる!?
- 3. 投票日は柔軟に&オンライン化もアリ!?
天気や予定に左右されないよう、投票期間をもっと広げたり、オンライン投票を導入することで、参加ハードルがグッと下がるはず!
- 4. 海外は選挙をお祭りに!
アメリカでは選挙が「お祭り」や「賭け事」にまで進化。日本も少しは真似してもいいかも?
- 5. わかりやすさが命!
情報がゴチャゴチャしてると誰もついてこない!シンプルで直感的なアプローチがカギ。
気になるキーワードがあったら下記をチェック!
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番組では宣伝プロデューサーに聞きたいことなど、リスナーの皆様からの質問も募集中!
その他、ご意見・ご感想も是非<info@kitt-marketing.com>までお寄せください。
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【YouTube】
【Text】(文字起こし)
キコリ木村
ターニャは選挙に行きました?
ターニャ
行きました!
木村
おっ、偉いですねー!当日行ったんですか?
ターニャ
そうですね。
木村
日曜日?
ターニャ
日曜日
木村
選挙っていつも日曜日やるじゃん?
ターニャ
あーですね!やりますね
木村
投票率とか、いつもニュースになってるから気になってみると。
ターニャ
はい。
木村
今回の投票率は53.85%って出てましたよ。
ターニャ
はいはいはい。
木村
前回を下回り、戦後3番目の低さみたいなのが出てたんだけど、
この間のアメリカの大統領 選挙は66%って言ってたかな。
ダビデ
なんか高かったみたいですね。
木村
ね、そうだよね。
思うんだけど、どうやったらこの投票率が上がるかとかさ、宣伝マンとしては考えちゃうんだけど。
ターニャ
はい、はい、はい。
木村
ターニャはどうですか?どうやったらこの日本の投票率上がると思いますか?
ターニャ
なんかすごく抽象的かもしれませんが、
でもやっぱり政治が自分事になってるかどうかって感じかなとは思いますね。
だから政治が自分に関わってない、自分が投票したからって何も変わらないって思ったらやっぱ行かないじゃないですか。
でも明日、あなたの給料は10万円上がりますっていうのが分かれば行くじゃないですか。
政治と自分の人生がどれくらい繋がるものかと思えるかかなっていう感じはしますけどね。
木村
そうだよねー。そうなるとちゃんとアピールしてくれないとダメですよってことですよね。
ターニャ
そうですね。
木村
今回って突然解散して、石破さんになったんだ、長年の夢が叶ってよかったね、
なんて思ってたらいきなり解散したじゃないですか。
ターニャ
はい、はい、はい。
木村
もう選挙なのって感じがあって、あれって選挙にするってことは国民に審議を問うわけじゃないですか。
ターニャ
はい。
木村
昔は何々解散みたいなので、郵政解散みたいなのとか、それに賛成するか賛成しないのか揉めてて。
国民に聞いてみようじゃないかって言って解散して選挙みたいなのがあったりとか、
アベノミクス解散みたいなのがあったけど、今回なんなんですか、この解散は?
今回は何を問われてるかよくわかんなかったんだけど。
ダビデ
今回、裏金じゃないですか。
木村
だとしたら、負けるに決まってるよね、そんなの。
ダビデ
負けるに決まってますね。
木村
もうちょっとさすがに意外と良さそうじゃんって思わせてから解散すれば、応援する気持ちも出てくる、
もうちょっと様子見ようよって気持ちにもなるんだけど、その気持ちも湧く前に解散になっちゃったから。
ターニャ
いやー本当そうですね。
木村
そうそう。応援してほしいのか、して欲しくないのかさえもわかんなかったけどね。』
だからやっぱりアピール不足っていうか、何のためにやってるかがもうちょっと伝わってこないと、
応援もしようがないなっていう感じだよね。
もちろんね、政策がわかんないとってのはもちろんなんだけど。
わかりにくいっていうのは駄目ですね、宣伝的にはね。
ターニャ
そうですね、確かに。
木村
僕は期日前に行ったんだけど、やっぱ投票率を上げるには、政策もそうなんだけど、
もっと単純なところでいくと投票しやすい環境にするってことなんじゃないかって思うんですよね。
行こうと思って調べると、期日前でもいいのかってところに行き着くんだけど、
投票日は何月何日ですって言ってその日だけ出てくるじゃないすか。
ターニャ
はい。
木村
それって大体日曜日だから。
ターニャ
はい、そうですね。
木村
投票率って天気にもよりますよね。
晴れていると遊びに行っちゃう可能性もあるし、台風だと外に出 ない可能性もあるし。
ターニャ
はい、はい、はい。
木村
それじゃ駄目じゃないですか。
あと日曜日って、お休みだから日曜日なのかもしれないけど、日曜日行きづらい人もいるし、
みんな忙しい人たちとかってせっかくの日曜日に、って感じもあるじゃないですか。
ターニャ
そうですね。
木村
そう。だから僕は期日前に行って思ったんだけど、
期日前投票って本当の投票日じゃない日に行ってる感満載なんですよね。
すいません、ちょっと期日前に申し訳ないですみたいな気持ちが若干湧いてきたんだけど。
ターニャ
はい、はい。
木村
それって全然期日前にすいませんって、
お店開店前に一杯飲ましてくださいみたいな気持ちとは違うじゃないすか、期日前投票って。
ターニャ
はい、はい。
ダビデ
そうなんですよね、確かに。
木村
そこをもっとアピールすればいいんじゃないかって気持ちがちょっとありますね。
ターニャ
確かに期日前って、みんなはやっちゃいけないみたいな、本当に行けない人しかダメだよ感はありますね。
木村
あるよね。
ダビデ
ありますね。あれなんなんですかね。
もっと言うと僕も今回行ったんですけど、期日前に行ったんですよね、日曜日に仕事があったから。
期日前に行ったら別にやること変わらないじゃないすか。
木村
変わらない。
ダビデ
投票用紙を持っていって、やって帰ってくるだけだからやること全く変わらないけど、
行くまではもっとなんか面倒くさいのかなと思ってたんですよね。
木村
そう、期日前だと特別な当日来れない理由が必要なのかとか色々考えちゃうじゃん。
ダビデ
なんか書かされるとか、一つ二つ何か乗ってくるんだったら面倒くせえなっていう気はしてたんですけど、
全く変わらないからやることは、むしろ空いてるみたいな。
木村
そう、むしろ空いているのと、あとね、投票用紙持ってくって今言ったけど、
あれ実は投票用紙持っ てかなくてもいいんだよ。知ってた?
ダビデ・ターニャ
えっ!?
木村
めちゃくちゃ気軽に行けるんだよ。
ターニャ
そうなんですか?
木村
そうなの!もちろん身分証明書ないと駄目なんだけど。
例えば期日前って、日曜日に行こうと思ってたけど日曜日行けなくなっちゃったって思って、
じゃー金曜日の仕事帰りに、大体駅のそばとかに区役所とかあるじゃないすか。
だから会社の帰りに寄ろうかなって思って、あっ投票用紙持ってないや、残念!
一回家に帰って出てくるのも面倒くさいからいいかってなっちゃうじゃない。
ターニャ
はい。
木村
でも、あっ!と思ったらいけるんですよ。
ダビデ・ターニャ
へーーーー!知らなかった。
木村
手ぶらで、身分証明書さえあれば。
ターニャ
あっ、そうなんですね。
木村
そう!忘れちゃったんでって身分証明書出すとカチャカチャカチャって。
あれ投票用紙持っていってもカチャカチャってやるじゃないすか、バーコードとかで、
ターニャ
はい。
木村
それと同じのが、名前とか出てきて本人確認ができると、投票用紙が出てきて、
渡されて書くっていうだけなんで。だから、実はそこ気軽に行けるじゃんっていうところと、
あと期日前投票の期間って、10日間ぐらいあるんですよ。
ダビデ
へー。
ターニャ
知らなかったです。
木村
へーって感じでしょ。
ターニャ
めっちゃ長いじゃないですか。
木村
そう、だからちょっとそこはちゃんとアピールした方がいいんじゃないかなって思ってて。
この間の大統領選を見てたら、メディアによって違うんだけど、当日のことを開票日って出てるんですよね。
ダビデ
うん。
木村
投開票日って出てるとこもあるし、開票日って出てるとこもあるんですよ。
だから言い方ちょっと変えるだけでも全然違うと思ってて、
投票期間はこの期間です、開票日はこの日です、開票日までに投票してくださいねっていう言い方だったら、
なんかちょっとこの期間内に行けばいいや感があるじゃないすか。
ターニャ
ありますね。
ダビデ
はい、なるほど。
木村
そうすると行きやすくなりません?
ダビデ
なりますね。さらに別に投票用紙を持ってかなくてもいいっていう事までもわかったら、
多分10%ぐらい上がるんじゃないかなって気がしますけどね。
木村
そう。そしてこんな簡単なことを気が付かないわけがないんですよ。
ダビデ
確かに。
木村
だから、てことは投票率は上がらない方がいいっていう考えがベースにあるんじゃないかって思うけどね。
ダビデ
それはね、あると思います。
木村
そうだよね。ネット投票やればいいじゃんっていうのは前から思ってたんだけど、
でもネット投票はさすがに仕組みの問題もそうだし、
不正の問題もそうだしなかなか簡単にはできないだろうなと思ってたけど。
今言った話なんて、印刷物の表記をちょっと変えるだけだから全然できるもんね、すぐ。
ダビデ
すぐできると思いますね。
だし、それこそマイナンバーカードとかを超義務付けて保険証もそれにしようとしてるし、
マイナンバーカードってアプリでやるじゃないすか。
いや、それだとちょっと危ないんですよとかいうことだったら、
もう既に危ないじゃないですか。そのアプリ自体が。
木村
確かに。
ダビデ
だから、選挙もできますよって感じにしちゃえば、それでまた10%ぐらい上がると思いますけどね。
木村
上がるよね。
ターニャ
なるほどー。
木村
だから、本当にそこな気がするんだよな。
ダビデ
選挙の投票率を上げましょう、10%上がりますよっていうのって確かにもっとシンプルな話かもしれないっすね。
木村
うん。
ダビデ
こう言ったら上がりますよっていう感じ。
だって選挙期間10日間ですって言われたら多分普通に上がると思います。
ターニャ
ね!私もびっくりしました!(笑)
木村
じゃー、選挙管理委員会にでも進出しますか(笑)
ダビデ
したいんですよね。(笑)
映画的コミュニケーションで投票率を10%上げましたみたいな。
木村
ね、わかりやすい表記にしただけで、上がりますっていうね。
ダビデ
ちょっとお祭りっぽい感じは、確かに海外、特にアメリカかもしんないすけど、ありますもんね。
木村
アメリカはやっぱわかりやすいじゃん。赤か青かだから。
ダビデ
確かに。
木村
赤が青に変わりました、赤が勝ってる、青が勝ってる。
もう今年から、賭け事になってたじゃない?
ターニャ
なってましたね。
木村
あんなわかりやすいやり方ないよね。賭けるんだからもう注目するよね。
自分のお金が、どっちが勝つかで儲かるんだから。
ダビデ
確かに、分かりやすいな。
木村
さっき冒頭でターニャが言ってた、
投票に行くと自分の給料が10万円上がりますだったら行くと思いますっていうのが
もうアメリカではやってるわけで。勝てば上りが戻ってくるわけで。掛け金が。
ターニャ
確かに。
木村
そう。そういうのやればいいんだよね。なんでもギャンブルにしちゃうところが面白いよね。
ダビデ・ターニャ
面白い(笑)
ダビデ
白組と紅組でやればいいんですよ、日本は。
木村
そうだよね。
だからやっぱりまとめると、情報はシンプルにわかりやすく、ってことですね。政治も映画も。
ダビデ・ターニャ
確かに。
木村
それをどういう風に戦略として出していくかっていう難しい部分もあるんだけど、
その根っこでわかりや すくシンプルな情報を整理しておかなければ、戦略がどんなに良かったとしても、
結局は伝わり切らなかったりとかするから。その大事な部分はそっちかもしれないっすね。
そこは、自分たちでいくらでも変えられる部分だもんね。
ターニャ
ありがとうございました。
では本日はここまでとさせていただきます。
そしてKITTラジオではリスナーの皆様からのご意見・ご質問を募集中です。
日々の生活に役立てたい、こんな話を聞きたいなどぜひメールでお送りください。
info@kitt-marketing.com
ありがとうございました。
木村・ダビデ
ありがとうございます。
<END>
<番組アーカイブ>
★#32:マーケティングとAI
★#31:宣伝プロデューサーに向いてる人 後編
★#30:宣伝プロデューサーに向いてる人 前編
★#29:「エンタメ」と「インバウンド」
★〈番外編〉激推しの「ルックバック」を見てみた。
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