Podcast

KITT RADIO#36|Chat GPTに宣伝企画書を書いてもらってみた【マーケティングあれこれ雑談】NEW

2025-03-05更新

マーケティング目線で世の中を見ると、見えるものが変わってくる!
映画の宣伝プロデューサーが日々考えていることをあれこれ雑談する
「KITT RADIO|マーケティングあれこれ雑談」。 

出演:木村徳永さん(KICCORIT)、ターニャ(KIQ REPORT)、ダビデ(KIQ REPORT)

今回のテーマは、
完璧すぎるAIのワークだけども、その落とし穴を雑談トーク!
宣伝企画書をお願いして、24時間後、、、
出てきたその結果は果たしてーーー!?

 

【主なトピックス】
1.  完璧すぎる文章はAIっぽい?
2. これはAI?これは人?見えない相手との境界線
3. AIは「作る」ことが得意!課題は「人との間に入る仕事」?
4. 宣伝企画書をAIに任せてみたら…

 

気になるキーワードがあったら、本編ご視聴くださいー!

【Spotify】


番組ではご感想やご意見、その他宣伝プロデューサーに聞きたいことなど、リスナーの皆様からの質問も募集中!
こちらまで<info@kitt-marketing.com>お寄せください。 

YouTubeやテキストでご覧になりたい方は下記よりどうぞ。

【YouTube】

【TEXT】(文字起こし) 
ターニャ: 
皆さん、遅ればせながら明けましておめでとうございます!  

木村:
明けましておめでとうございます!  

ダビデ: 
おめでとうございます!  

木村:
いや、もう2月じゃないですか!?  

ターニャ: 
そうですね。ちょっとお休み長かったですね(笑)  

木村:
長かったですね。やっぱり12月って「師走」って言うけど、1月も十分「師走」だよね。  

ターニャ:   
そうですね!なんだかんだでバタバタしますよね。  

木村:
ほんとほんと。だからもう2月になってるんだけど、今年もKITT RADIOでいろいろ話していきたいと思います!  

ターニャ:ダビデ: 
よろしくお願いします!  

ターニャ: 
さて、新年一発目の話題ですが、今日は何を話しましょうか?  

木村:
年が明けると、久しぶりに会う人や挨拶をする機会が多いじゃないですか。  

ターニャ: 
はい、確かに。  

木村:
メールもいろいろいただいて、その中で気になったことがあって。  
とても丁寧な新年の挨拶メールをもらったんですよ。  

ターニャ:   
はいはい!  

木村:
すごく気持ちがこもっていて、いいなと思いながら読んでいたんですけど…  
途中で「あれ?」って思い始めて。  

ターニャ:   
ほう?  

木村:  
なんか、すごくキレイにまとまりすぎていて、まるで定型文みたいだなと。  
「もしかして、これAIが書いたんじゃ?」って思っちゃったんですよ(笑)  

ターニャ:   
なるほどー!笑

木村:
で、そのメールの送り主とはそこまで遠くない関係だったので、電話してみたんですよ。「ご挨拶メールありがとうございます!」って言いながら雑談しつつ…  

ターニャ: 
すごいですね、その流れ(笑)  

木村:
で、思い切って聞いたんです。「あのメール、AIが書いたんですか?」って。  

ターニャ: 
すごっ!(笑)  

木村:
でもね、それが違ったんですよ!ちゃんと本人が書いたものだったんです。  

ターニャ:   
へぇ〜!  

木村:
これ、すごくないですか?  

ターニャ: 
いや、すごい!  

木村:  
つまり、「綺麗で完璧な文章」だと、むしろ「AIが書いたのでは?」と疑ってしまう時代になったんですよね。  

ターニャ: 
なんか…時代ですね!  

木村:
そうなんですよ!  
ちょっと前までは、「あれ?これ機械翻訳っぽいな…?」っていう、違和感のある文章がAIっぽいと思われていたのに、今は逆。「完璧すぎるとAIっぽい」ってなっちゃう(笑)  

ターニャ: 
ほんと、完璧だからこそ疑われちゃうの、面白いですね!  

木村:
そう!だからこれって、僕らの仕事の向き合い方にも関係してくるなと。  
「僕らが届けているものが、AIと思われていないか?」って。  

ターニャ: 
はい、ありますね。 

木村:
あんなの読まないじゃん。

ターニャ: 
確かに!なんとなくこんなこと書いてるだろうなぐらいで、もう読まないですよね。 

木村:
そうそう。 
だから映画のイントロダクションとかストーリーも、ものすごく整理して分かりやすくシュッていうのを心がけてやるじゃないですか。

ターニャ: 
はい。 

木村:
もしかしたら何も響いてないかも、みたいな気持ちがちょっとしてきちゃったんですよね。 

ターニャ: 
確かに。ちょっと定型の怖さがあるかもしれないですね。 

木村:
だから、起承転結とか、「てにをは」とかを気をつけながら文章を書いてくんだけど、一番届くのって、「ねーねー聞いて聞いて」っていう、人が人に伝える時の言葉って効き目があるじゃないですか。 

ターニャ: 
そうですね、はい。 

木村:
そう。だから、それって少し幅を狭めちゃうかもしれないんだけれども、そういうマスに向けた、エッジがない言葉よりかは、もう少しセグメントされたターゲットに向けて、本当に隣に座っている人に語りかけるような、そういうコミュニケーションっていうのが必要なんじゃないか、みたいな。 

ターニャ: 
なるほどー、面白い。 

木村:
そんなのを感じた、一年の始まりですね。 

ターニャ: 
すごいですね、確かに。でもそれは何か、ありそうな気がします、とっても。 

木村:
そう、だってすごいよね。今、普通に会話できちゃうもんね。 

ターニャ: 
いやー、そうですよね、はい。 

木村:
そうなんですよ。日常的な会話とか普通に、「何か話そうよ」って言うと普通に話してくれるもんね。 

ターニャ: 
そうですね。だからもう、こんなこと言うのも時代遅れかもしれないですけど、「AI=ロボット」みたいな感覚は全くないですよね。もう本当に普通の人みたいな、ナチュラルさ、自然さというのは当たり前になってますよね。 

木村:
AIが素晴らしいのは、「こういう会話の仕方をしていると相手は傷つかない」とか、「相手が喜ぶ」とか、そういう学習をしているから、人間と話しているよりも嫌な気持ちにならないんですよね。嫌な気持ちにならないだけじゃなくて、嬉しい気持ちになる。 

ターニャ: 
うん、うん、うん。 

木村:
「いいですね、それ!」ってまず言ってくれる感じが、すごく嬉しかったりとかして。ちょっといろいろ考えちゃいますね。 

ターニャ: 
はい、そうですね。 

木村:
上手にAIに仕事をしてもらう流れはないんですかね? 

ターニャ: 
ありそうですけどね! 

ダビデ: 
今のところ、「かゆいところ」みたいなところはもう全部やってもらえるじゃないですか。 

木村:
うん。 

ダビデ: 
例えば、とりあえず思いだけバーって書いて、「こういうことを入れたいんだよ」みたいなことを書いて、整理して、いい感じに仕上げてください、みたいな文章とかは、すごい素晴らしいのを上げてくるじゃないですか。 

木村:
はい。 

ダビデ: 
ちょっとこれは硬いなって、「もう少し柔らかくしてください」って言ったら、もう速攻書いてくれる。だから、そういう使い方はあるけど、実は宣伝をやってる上での脳みそを使うやつって、対人のコミュニケーションだったりする。 
「あの人にこれを送らなきゃ」「この人にこれをやってもらわなきゃ」とか、そういう間に入ってもらうのは、ちょっと違う気がしちゃうんですけどね。そこに入ってくれたら、もはや何でもできちゃう気がするんですけどね。 

木村:
確かに。 

ダビデ: 
だから今、「自分とAI」っていう関係は全然できちゃうけど、「自分と誰かの間にAIが入る」っていうのができるようになったら、もう人は多分他人と話さなくなっちゃうと思うんですよね。 

木村:
いいね。 
でもよく、お問い合わせとか、AIチャットボットみたいのが対応してくれて、ある程度やってくれるよね。 

ターニャ: 
やってくれますね。 

ダビデ: 
あれはあれで楽ですよね、すごい。 

ターニャ: 
楽! 

ダビデ: 
お問い合わせのチャットボットって、僕、そんなに精度が高いのに会ったことがなくて。でも、チャットボットって本当に裏側にオペレーターがいるときあるじゃないすか、AIじゃなくて。 

ターニャ: 
あります、あります! 

ダビデ: 
あの人たちすごいなって思ってたけど、今考えると「あの人たちAIなんじゃないか?」っていう説もあるじゃないですか? 

ターニャ: 
ええ(笑) 

ダビデ: 
いや、すごく丁寧で、「何か他にお困りのことありませんか?」みたいなことを聞いてきて、「大丈夫です、ありがとうございます」ってこっちはもう普通にチャットでやってるんだけど。 
Appleのチャットの人とか、これはAIじゃないなと思ってるんですけど、なんか人っぽいから。 

ターニャ: 
はい、でもわかりますよ! 

ダビデ: 
でも、もしAIだとしたらすごい。それこそ映画『her』の世界になっちゃいますよね。 
ちょっと好きになってますからね、「ちょっとこの人いい人だな、会ってみたい、見てみたい」なとか思っちゃうじゃないですか。 

ターニャ: 
そうですね。 

ダビデ: 
どんな顔しているのか見てみたいな、みたいな。 
僕、前に海外にいた時に、英語で人と話すのって結構大変じゃないですか?ストレスじゃないですか?電話とかで話すの。 

ターニャ: 
気持ちいりますよね。 

ダビデ: 
さらに電話だと、向こうの表情も分からないところで話すのが嫌だなっていう。でも、そういうのをやんなきゃいけなくて、やってたんですけど、でもチャットがあるぞ!って思ってチャットを使ったら、ものすごい楽だったんですよ。 文章だからちょっと考える時間があるし、そして絶対向こう側にいるのは人なんですよ。それは確実に人だって思ってた。でも、もしそれがAIだったら……って考えると、これは確かに「人と話さなくなっちゃうかもしれないな」って思いましたね。 
特に、誰かと話すのが嫌な人は「チャットでいいじゃん」って思っちゃうから。 

ターニャ: 
めっちゃわかります。 

ダビデ: 
あとはもう、AIは映像もできるし、グラフィックもできるから、「作る」ってことに関しては全然作ってくれちゃいますもんね。 

ターニャ: 
作ってくれますね、資料とかもね。まだちょっとあれかもですけど、作ってくれるし。 

ダビデ: 
あっ、資料も作ってくれるんすか? 

ターニャ: 
資料もありますよね。なんか大体、何となくの資料化してくれるとかあります。 

ダビデ: 
企画書みたいな? 

木村:
僕ね、この間もう本気でAIに資料を頼んでみたんですよ。 
指示を曖昧にせず、「目的」「伝えたいこと」「入れたいこと」をすごく細かく書いて、このデータを探してグラフ化して入れてください、って。 
「相手はこういう人だから、グラフィカルな感じで、でもテキストは少なめで、ビジュアルで伝えられるように」って発注したんですよ。 
そしたらね、返事が止まったんですよ(笑)。 
「これ、どれぐらい時間かかりますか?」って聞いたら、「24時間いただければ」って返事が来たんですよ。 
あんなに即答するこの人が「24時間必要」ってすごいじゃん? 

ダビデ: 
すごいですね! 

木村:
しかも、「もしお急ぎなら簡易版を早めに出すこともできます」って言われたから、「いや、これはちょっと24時間全然いいよ。待つからしっかりやって」って言ったんですよ。 
そしたら、また頭が良くて、「もし必要であれば途中経過でご報告することもできますけど、どうしますか?」って言うんですよ。 
だから、「いやもう信じる!途中経過いらないから結果で出してくれ。その代わり、一発でOKが出るようなクオリティに仕上げてね!」って言ったら、「期待に沿えるように頑張ります!」って返ってきたわけ。 
もうワクワクしてさ、次の日を迎えたわけですよ。 
そしたらさ、連絡が来ないんだよ、次の日になっても。 

ダビデ: 
あっ!(笑) 

木村:
約束の時間が過ぎてるんだけど、「これ、どうなってる?」って聞いたら、「できてます!」って言うわけ。 
「おお!」と思ってデータをもらったんだけど、開いてみたらびっくり! 
全然もう、できてないの!! 

ダビデターニャ
(笑) 

木村:
グラフも適当だし、書いたことは僕が書いた言葉そのまんま入ってて、「24時間かけたとは思えないクオリティ」だった(笑)。 
で、これもしかして、「ChatGPTさん、世界中から頼まれてるんじゃないか?」と。 
「24時間もらえますか」って言ったのは、その時間フルに使って仕事をしたんじゃなくて、「他の仕事してたんじゃないか?」って、ちょっと疑ってる最近(笑)。 

ダビデ: 
すごいっすね、それ。いきなり人間っぽくなってますね(笑)。 
「明日1日ください!」って言われて、「全然言わねーな」と思って問い合わせたら、「あっ、できてます!」って言って、見たら全然できてないって、すげえ人間っぽくていいですね(笑)。 

木村:
ひどかった!だからまだちょっとね、最近信用できないっすね。信用しすぎるのもどうかなと思って。 

ダビデ: 
確かに!24時間何してたんだろうな? 

ターニャ: 
何してたんですかね、確かに!(笑) 

では、本日はここまでとさせていただきます! 
そして、**KITTラジオではリスナーの皆様からのご質問を募集中** です。 
概要欄に記載のメールアドレスに、**「日々の生活に役立てたい」「こんな話を聞きたい」** など、ぜひぜひお送りください! 
本日もありがとうございました! 

 

 

不明なエラーが発生しました

映画ファンってどんな人? ~ライフスタイルで映画ファンを7分析~
閉じる

ログイン

アカウントをお持ちでない方は新規登録

パスワードを忘れた方はこちら

閉じる