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魔窟夜話【黒啓の#36】ドラマチック第二次世界大戦② 帝国主義と共産主義NEW

2025-10-10更新

こんばんは!歴史はぜんぶミステリー!妖しくも愉しい歴史の裏側に迫る「魔窟夜話」です。

この番組は、神社好きの中年YouTuberたんす屋と、ある界隈で有名な立花の二人がお贈りする暗黒のひととき。
歴史ミステリーから、政治社会の陰謀論、スポーツ、映画まで、妖しい話題めんどくさいネタを愉しく語っていきます!

今回は第二次世界大戦前夜、時代を席巻したキーワード、帝国主義と共産主義について話したいと思います。

この当時世界は、3つの勢力が鼎立していました。

A:英国、フランス、アメリカ、植民地あり、帝国主義の勝者たち
B:ドイツ、日本、イタリア、植民地なし、全体主義
C:ソ連 世界初の共産主義国家

1929年の世界恐慌以降世界は自国の利益を守るブロック経済圏を形成していきます。帝国主義の勝者Aグループは多くの植民地を有し、資源も抑えているのでそれができましたが、それが不完全だったのがBグループです。彼らは貧困にあえぎ、国民は資本主義や政党政治に幻滅し、極端な権力のカタチ・全体主義の道を歩み始めます。

有名なナチスドイツのヒトラーですが、歴史の間違った解釈としては、Aのグループにとって、最大の脅威はヒトラーではなく、当初共産主義ソ連だったのです。

なぜなら、ソ連は国ではなく革命を世界に輸出する世界制覇の起点、生まれながらに「労働者による革命」「市場や資本家の抹殺」を自らに義務付けた、いわばテロ国家だったからです。共産主義においては、地域文化や伝統、風習、家族一族の繋がりも排除すべき対象となります。

共産主義者にとっては米国人も日本人もありません、人種よりも共産主義の同志であることが大事なのです。国との地域の文化を壊そうとするグローバリズムのカタチです。

今でこそ、「失敗」という視点で観れる共産主義ですが、
実は、共産主義のどす黒い闇が暴かれ出したのは、大戦が終わってしばらく経ってからです。それまでは世界の知識人やマスコミは共産主義に一定の評価を与えていました。これはユートピアだと。。

日本では特にその傾向が強く、戦中戦後の日本の方向性に共産主義が大きな影響を及ぼしていると言う事は覚えておいた方がいいでしょう。

ヒトラーが当時の世界であれほど大きく飛躍したのは、この各国の共産主義に対する脅威が大きく作用しています。

※黒啓とは、暗黒の啓示、禍々しい啓蒙のことです。

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