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魔窟夜話【畏敬の#34】ドラマチック古事記⑨ 古事記と日本人の信仰心NEW
こんばんは!歴史はぜんぶミステリー!妖しくも愉しい歴史の裏側に迫る「魔窟夜話」です。
この番組は、神社好きの中年YouTuberたんす屋と、ある界隈で有名な立花の二人がお贈りする暗黒のひととき。
歴史ミステリーから、政治社会の陰謀論、スポーツ、映画まで、妖しい話題めんどくさいネタを愉しく語っていきます!
例えば、日本人の綺麗好き、整理整頓好きはどこから来ているか?これは神社の清廉さといってもいい。
古事記では、最高神アマテラスは、国産みの神イザナギが川で禊ぎをして、清めた1番最後の綺麗な体から生まれた事もその証です。
一方、オオクニヌシやオオモノヌシの物語は、祟りと呪いの存在が如何に古代日本においてリアルだったかをうつしだしています。
古事記にある日本人のもう一つの正体はオカルト信仰です。
さらに穢れという独自の価値観について、古事記で語られる最大の穢れはイザナミです。
彼女は夫イザナギとの決別後、黄泉の国のぬしとなり、死を司るようなりました。
意外ですが、位の高い人の死はその分穢れが大きく、天皇の死は最大級の穢れをもたらす為、皇居自体を放棄して、引っ越すという事も古代ではしばしば行われました。
穢れるというのは、現代人の考える綺麗、汚いとは少し違います。
ちょっと、えんがちょに似ていて、触るとうつります。
穢れの大きな要素は死と血です。
奈良から平安時代においては、処刑人や死体に関わる仕事が避けられたのはもちろんですが、女性の生理や出産も穢れの対象でした。
また動物の屠殺や精肉業、皮の加工業などは穢れが多いと書いてエタとして、特定の職種の人は昔から差別されてきました。
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