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魔窟夜話【呪の#33】ドラマチック古事記⑧ 呪われた王朝~初期天皇たちの物語NEW

2025-09-18更新

こんばんは!歴史はぜんぶミステリー!妖しくも愉しい歴史の裏側に迫る「魔窟夜話」です。

この番組は、神社好きの中年YouTuberたんす屋と、ある界隈で有名な立花の二人がお贈りする暗黒のひととき。
歴史ミステリーから、政治社会の陰謀論、スポーツ、映画まで、妖しい話題めんどくさいネタを愉しく語っていきます!

今回はオカルティックファンタジーというテーマでお送りします。古事記に対して、この目線で語られることはあまりありませんが、渡邊昇一先生は「古事記はオカルトだ」と名言されています。

つまり初期大和政権というのは。いわば呪われた王朝で、大国主、大物主など、これまでの征服してきた敵や神が思いもよらぬ形で頭をもたげて、アマテラスや神武の子孫に影響を及ぼします。祟りですね。

その最大のものが崇神朝に起こった疫病(天然痘)、他の天皇も過去の怨念との向き合いを強いられています。今回はそのような状況の中がんばる天皇たちの物語となります。

実は祟りというのは誰にでも起こるわけではありません、無実の罪を着せられたり、罠に嵌められたり、つまり、恨みを持って死んだ人間に起こります。

そしてそれは位が高い程根深いのです。奈良平安時代最大の怨霊、菅原道真、崇徳天皇、どちらかも,そのような典型で、罠にはめた側の後ろ暗い感情に蔓延ってどんどん広がります。

それでいうと、何にも悪いことをしてないのに葬られた大国主は、古代大和政権がもっとも恐れた怨霊だと言えますし、その恐れが異常な大きさの出雲大社に表れているとも言えます。

これを怨霊信仰といいますが、これこそが現代にいたるまで、日本人の精神性の大きな部分を占めておりまして、宗教を意識していないと自覚しているほとんどの日本人が実は「怨霊信仰」の信徒といっていいでしょう。

その根源が古事記にあるのです。

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