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文学系女子が語る「映画の中で理想の部屋を探す」

2024-04-10更新

この春、私は人生で初めて自分のために花を買った。
せっかくだから春らしいものをと思い、黄色いチューリップを1本だけ。
これまで自分の部屋に花を飾ろうなんて1ミリも思い浮かばなかった自分が(虫嫌いだからというのもある)、なぜわざわざ花瓶を新調してまで花を飾ろうと思ったかというと、ここ最近猛烈にインテリアにハマっているからだ。

今までもなんとなく家具の色を統一させるくらいはしていた。
でも、それ以外は部屋がそこまで広くないこともあるし、デザイン性より実用性重視で、何かを飾るという発想がほぼなかった。
ではなぜ急に自分の部屋を改造したくなったかというと、恐らく鏡を新調したことが原因じゃないかと思っている。
単純に使い勝手が良さそうだと思ってネットで買った大きめのデスクミラーが、届いて実物を見てみると、縁が木張りになっているデザインだったこともあり、想像以上になかなかにおしゃれだったのだ!
そこでふと思ってしまったわけだ。
「この鏡だけ、私の部屋で浮いてるなー」と。

それ以来、私の“おしゃれ部屋に改造計画”がはじまった。
ハマるとのめり込んでしまうタイプの自分は、気づけば毎週末、雑貨屋やインテリアショップに足を運ぶようになった。
既に、韓国インテリア風ランプ、飾るためのおしゃれなパッケージのハンドクリーム、電子レンジ使用不可の何とか焼きのマグカップ、大理石風のでディスプレートレーなどなどを購入し、自分でも引くほど散財しまくっている…。
それでも理想の部屋にはほど遠くて、ベッドカバーやらサイドテーブルやら、まだまだ買い変えたいものがありすぎて、しばらくは物欲が収まりそうにない。

そんなわけで、映画を見るときにも無意識にインテリアに目が行くようになってしまった。
最近素敵だなーと思った部屋に出会った映画とドラマをいくつか紹介しよう!

・『TAR/ター』(2022)
世界的に活躍している指揮者のターが住んでいるベルリンの家が、とにかく洗練されていて、ターらしさ全開の部屋で好き。そして広い…!初めて見た時、あまりにも広いからどこかの音楽大学にいるのかとしばらく勘違いしていた…。家具も置物も逐一おしゃれすぎて、全部に注目していたらキリがない。

・『BEEF/ビーフ』Neflix(2023)
経営者として成功を収めたエイミーが建てた豪邸が、家の間取りから別格すぎて、何度か一時停止して凝視した。夫が芸術一家ということもあり、作品内にはハイレベルすぎてもはや凡人にはよくわからないデザイン性の家具が多数登場するのでぜひ注目して見て欲しい(笑)

・『君の名前で僕を呼んで』(2017)
主人公がイタリアの避暑地で過ごす17世紀の邸宅が、今のところダントツで憧れ!ただ、これはほぼ城すぎて、一切参考にはならない(笑)

とはいえ、上記で紹介した部屋と今の自分の部屋の大きさは比べものにならないので、
「いつかこんな部屋に住めたらな〜」と妄想を膨らませることが、最近の一番の楽しみである。

無事に部屋の改造が終了したら、ご報告します。

 

真面目が取り柄の文学系女子 kimurama

 

BEEF/ビーフ』Neflix(2023)
原作・制作:イ・サンジン
出演:スティーヴン・ユァン、アリ・ウォン 他
(C)Netfilx

 

TAR/ター』(2022)
監督:トッド・フィールド
出演:ケイト・ブランシェット、ノエミ・メルラン 他
(C)2022 FOCUS FEATURES LLC.

 


『君の名前で僕を呼んで』(2017)
監督:ルカ・グァダニーノ
出演:ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー 他
(C)Frenesy, La Cinefacture

 

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