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ネット動画配信と劇場興行の相乗効果はありうるか?

2019-12-20更新

■ネット動画配信と映画ファンの関係

Amazon Prime VideoやNetflixなどネット動画配信サービスの隆盛の話題が著しいが、果たしてネット動画配信サービスは劇場興行にどのくらい影響を与えていくのであろうか?KIQ REPORTでは映画ファンに対して「映画館以外で映画を観る手段・サービス」を聞いてみた。下記は映画コア=1年に4作品以上劇場で映画鑑賞する人、映画ライト=1年に1〜3本劇場で映画鑑賞する人という分け方でそれぞれの鑑賞サービスを聞いたグラフである。

ここで注目したいのは、映画コアとライトで顕著な差が出た「Netflix」だ。Amazon Prime Videoも有料サービスではあるものの、ネットショッピングで既に有料会員になっている人も多数いると考えると、純粋に映画や映像コンテンツ視聴目的のみで有料会員を保有しているサービスとしてはNo1となる。

そのNetflixは、映画コアと映画ライトの間で10%以上の差が開いている。すなわち、劇場での映画鑑賞が多い人の方がNetflixでの映画鑑賞頻度が多い。映画コアに支持されているネット配信サービスの立ち位置が確立しているようだが、例えば今後は、Netflixで映画に触れ、映画のファンになり、いち早く新作を見たい、大きなスクリーンやいい音量で映画を見たいと劇場に足を運ぶ回数が増えるなど、Netflixから劇場という流れもありうる可能性は十分に感じられる。

スマホコンテンツなど、エンタメ娯楽があふれる中、「映画鑑賞」の習慣という意味では、ネット動画配信と劇場鑑賞の両者が相乗的に作用していく流れもあるような気がする。

調査時期  2019年9月20日(金)〜2019年9月27日(金)
調査手法  インターネット調査
対象者   全国の男女10~60代 男女
サンプル数 13005s
調査項目  ・映画鑑賞頻度
  ・映画館で観る映画のタイプ
      ・好きな映画ジャンル
      ・映画館以外で映画を観るサービス
      ・鑑賞する映画を決めるタイミング
半年に2回以上、劇場で映画鑑賞する人(調査定義:映画コア)
年に13回、劇場で映画鑑賞する人(調査定義:映画ライト)

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