プロが見たこの映画

オンライン番組ディレクターが語る「映画タイトルで観る映画」

2022-01-13更新

 

「プロが見たこの映画」ということで、私のお気に入りの一本を紹介したいと思います。毎年、どこかのタイミングで観る というか摂取している作品です。その作品は、ブレンダン・フレイザー主演『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』になります。

砂漠の奥地に眠る死者の都<ハムナプトラ>に隠された財宝を求め、エジプトを訪れた元傭兵の冒険家リック・オコーネル(ブレンダン・フレイザー)、考古学者エヴリン(レイチェル・ワイズ)ら一行。封印されていた邪悪な呪いをうっかり解いてしまい、呪われたミイラ・イムホテップ(アーノルド・ヴォスルー)を蘇らせてしまう..というストーリーです。

アクションあり!ラブロマンスあり!の壮大なスペクタクル・アドベンチャー映画なのですが、何が最高って、そのタイトル・邦題です。もちろん賛否はあって当然ですが、個人的にはサブタイトル含め素晴らしい邦題だと思います。本作の原題は『The Mummy』。直訳すると「ミイラ」ですよ。それが『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』に。原題と邦題の違いに注目してみるのもおもしろいなと思いました。

 

本作のように原題と邦題がかけ離れて違う作品はいくつもあります。例えば、2014年公開の『アナと雪の女王』。この作品の原題は『Frozen』で、邦題とかなりかけ離れています。また、同じディズニー映画『カールじいさんの空飛ぶ家』の原題は『Up』で、タイトルにカールじいさんは登場しません。あと、1982年公開のアクション映画『ランボー』もそうです。原題は『First Blood』ですが、主人公の名前をタイトルに持ってきたことで大ヒットしました。

 

数多ある作品のなかから観たい映画を選ぶとき、各々の基準はあるかと思いますが、タイトルの影響力は大きいのではないでしょうか。原題を生かした邦題や原題とはかけ離れた邦題、主人公の名前を訴求した邦題など。それぞれのタイトルに込められた意味に目をつけてみると、また違った視点から映画を楽しむことができると思います。ぜひ、映画鑑賞のワンポイントにしてみてはいかがでしょうか。

 

最後に昨夏に公開された映画で気になった邦題を置いておきます。
スウェーデン産!原題は『Horizon Line』! 邦題は『元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件』です!

 

オンライン番組ディレクター 片山大輔

 

『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』
1999年6月19日公開
監督・脚本:スティーブン・ソマーズ
出演:ブレンダン・フレイザー、レイチェル・ワイズほか

 

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