データでヒット予報

【データで週末ヒット予報!】90年代ヒットアニメの劇場版、スポコンアニメ映画の興収は?

2022-11-29更新

今週末に公開する作品をピックアップし、過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する、“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!

THE FIRST SLAM DUNK 2022年12月3日公開

 

原作・脚本・監督:井上雄彦
声の出演: 仲村宗悟、笠間淳、神尾晋一郎、木村昴、三宅健太 ほか
配給:東映

1990年から1996年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、当時国民的ブームを巻き起こした名作「SLAM DUNK」を新たにアニメーション映画化。主人公の桜木花道をはじめ、バスケットボールを通じて高校生たちの成長を描きます。

THE FIRST SLAM DUNK 関連作品の興収は?

国内におけるコミックのシリーズ累計発行部数は1億2,000万部を超え、いまなお色褪せない人気を誇る「SLAM DUNK」。作品の影響を受けてバスケを始める人が続出し、2006年には「スラムダンク奨学金」が設立されるほどの社会現象を巻き起こしました。

1993年にテレビアニメが制作されると、翌1994年からは東映アニメフェアにて映画上映がされました。少し古いですが、参考までに4作品の成績をチェックしてみます。

THE FIRST SLAM DUNK スラムダンク 興収

人気アニメが一度に何作品も観られるということもあり、公開されるたび配給収入で10憶円以上を記録しており、その高い人気ぶりが伺えます。
今回は初めて原作者の井上雄彦さんが監督・脚本も手がけるということで、当時はまっていたファンの期待も相当高まっているのではないでしょうか。

当時はまっていた層といえば・・・「SLAM DUNK」と同じく90年代にヒットしていたアニメを映画化した作品(男性主人公作品)で、2013年以降に公開されたものはこちらです。

THE FIRST SLAM DUNK スラムダンク ドラゴンボール 興収

今も漫画連載が続いている作品が多いですが、多くの作品が興収40億円を超える記録的大ヒットとなっていますね!

中でも本作の参考になりそうなのは、今年最新作も公開され興収25億円を記録した『ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー』です。ドラゴンボールもアニメ放送当時からのファンが映画公開時にも盛り上がっている印象です。但し、ドラゴンボールはテレビアニメ放送終了後、2013年以降も約3年ごとに新作映画が公開されており、新たなファン層も抱えていそうです。となると、まずは興収20億円くらいを狙うとして初週2日間の興収5億円が目標といったところでしょうか。

また、最近では同じく「週間少年ジャンプ」(集英社)で連載されていた冨樫義博さんによる1990年代を代表する漫画「幽☆遊☆白書」の実写シリーズ化(2023年/Netflix)も大きな話題になりました。いま、当時のファンを中心に90年代のアニメ作品のブームが再燃しているようで、本作もどこまで興収をのばせるか期待されます!

ちなみに、新たなファンが観るという点で、「SLAM DUNK」のようなスポコンアニメの映画成績もみてみましょう。

THE FIRST SLAM DUNK スラムダンク スポコン 興収

同じくバスケ部が舞台の作品『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』は10憶円を超えるヒットとなりました。
昨年開催された東京オリンピックでも、女子バスケットボールが銀メダルを獲得しましたが、バスケブームにも期待できるかもしれませんね。

 

公開直前にも関わらず、映画のあらすじは一切不明という異例の状況が話題となっており、日に日にファンの期待度が高まっている本作。公開2週間前からは「あと〇日」と大きく打ち出した最新映像も続々と公開され、ファンの期待をさらに煽っています。
また、本作では座席指定券が約1か月前から購入可能(通常は2,3日前ですね)という映画業界初の試みが行われており、すでに多くの劇場がほぼ満席状態とか。記録的な大ヒットも期待できそうです!

映画は、今週公開です。

 

※興行収入は一部、推定値を含む
※情報提供:プレコグ

 

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