データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】名曲からインスパイアされた映画、上白石萌歌出演作品の興収は?
過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!
366日 2025年1月10日公開
監督:新城毅彦
出演:赤楚衛二、上白石萌歌、中島裕翔、玉城ティナほか
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、松竹
沖縄出身のバンド「HY」の同名楽曲をモチーフにした、20年の時を超えた純愛ラブストーリー。
沖縄に住む高校生の湊とその後輩美海は、音楽の趣味が合ったことで自然に惹かれあい、上京した先で幸せな日々が始まる。しかしある日突然、湊は別れを告げ美海の元から去ってしまう。15年後、湊の前に一人の少女が現れ、一枚のMDを手渡す。中に入っていたのは、美海からのメッセージだった。
366日 関連作品の興収は?
今年、結成25周年イヤーを迎えるHYの代表曲「366日」をモチーフに作られた本作。
まずは、これまでに製作された名曲からインスパイヤされた作品を見ていきましょう。
1998 年にリリースされた中島みゆきのヒット曲「糸」をモチーフに描かれた同名映画『糸』が興収22.7億円を記録するほか、GRe4N BOYS(旧GReeeeN)の名曲「キセキ」誕生にまつわる実話を基に描かれた『キセキ あの日のソビト』が14.8億円を記録しています。国民的に有名な楽曲を用いていることから、作品知名度や興味関心が高まり、鑑賞意欲にも繋がるのでしょう。
本作で用いられる楽曲は、2008年に発表され、国民的な人気を獲得したHYの名曲「366日」。近年では、世界観に着想を得たオリジナルストーリーとしてフジテレビの月曜9時枠で同名ドラマ「366日」(23)が放送されるほか、同年の紅白歌合戦にHYが12年ぶりに出場し、「366日」を歌唱披露するなど、昨年を筆頭に今HYブームが再来していることが伺えます。昨今のHYブームに乗って、好成績が期待できそうです!
そんなHYの同名楽曲をモチーフに沖縄と東京を舞台に描かれる本作。主人公の真喜屋湊役を演じるのは赤楚衛二さんです。(★赤楚さんの出演作品のデータはこちら)
今年1月期ドラマ「相続探偵」で主演を務める赤楚さん。同ドラマで赤楚さんは元弁護士でワケありの経歴を持つ風変わりな探偵を演じますが、先日「クランクイン!」が2024年12月18日〜23日の6日間で「2025年1月期ドラマで『期待する主演俳優は?』」と題したアンケートでは、赤楚さんが見事1位に!同時期にドラマの放送と映画の公開が控えているため、赤楚さん演じる役のギャップを楽しむことができそうです。
赤楚さん演じる湊に恋に落ちるヒロイン・玉城美海役を演じるのは上白石萌歌さんです。次に上白石萌歌さんの出演作品を見ていきましょう。
ドラマや映画、舞台など幅広く活躍する一方で、2017年の秋にはアーティスト「adieu」としての活動もはじめ、映画『ナラタージュ』(2017/12.8億円)の同名主題歌シングルにてデビューを果たすなど、多方面で才能を発揮しています。赤楚さんとは、TVドラマ「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」(23)以来、2年ぶり2度目の共演となります。
最後に本作でメガホンを取った新城毅彦監督の作品もチェック!
2006年に『ただ、君を愛してる』で長編映画監督デビューを果たした新城監督。その後、興収21.5億円を記録した『僕の初恋をキミに捧ぐ』(09)や『潔く柔く』(13)など、少女漫画を原作にした恋愛映画を数多く手がけています。10億円超えの映画を生み出すヒットメーカーということで、本作も10億円突破を期待したいです。
映画は今週公開です。
※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
(C)2025映画「366日」製作委員会
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