データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】木村拓哉主演作品、IMAX上映した邦画の興収は?NEW
過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!
グランメゾン・パリ 2024年12月30日公開
監督:塚原あゆ子
出演:木村拓哉、鈴木京香、オク・テギョン、及川光博他
配給:東宝、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2019年に日曜劇場にて放送のテレビドラマ「グランメゾン東京」の続編となる劇場版。木村拓哉を筆頭にドラマ版のキャストが再集結。監督はドラマの演出を担当し、映画『ラストマイル』を手掛けた塚原あゆ子。日本で三つ星を得た「グランメゾン東京」が、本場フランスで三つ星の獲得を目指し奮闘する《最後の挑戦》が描かれる。
グランメゾン・パリ 関連作品の興収は?
まずは2019年に放送されたドラマ「グランメゾン東京」の成績を見ていきましょう。
ドラマ「グランメゾン東京」の視聴率(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)
1話:12.4% ★
2話:13.2% ★
3話:11.8%
4話:13.3%
5話:12.6% ★
6話:11.8%
7話:11.8%
8話:11.0% ★
9話:14.7%
10話:11.1%
最終話:16.4% ★
平均視聴率:12.9%
★=演出・塚原あゆ子
メディアの増加により視聴率が振るわない番組が増えている中、全話の視聴率が10%を超え、最終回は16.4%と有終の美を飾ったことから、本作のファンが多くいることが伺えますね。テレビで放送されたドラマの映画化は、幅広い層からの認知度を得られることからも興味関心を持つ人が多くいそうです。そんな映画化では、舞台をフランス料理の本場であるパリに移して新店舗「グランメゾン・パリ」を立ち上げます。撮影には、実際にアジア人初となるフランスの三つ星を獲得した「Restaurant KEI」のシェフが料理監修を担当しているそうで、本格的な料理シーンが見られるのも本作の見どころの一つです。
本作で監督を務めるのは、ドラマで演出を担当していた塚原あゆ子さんです。そこで、塚原さんの監督作品をチェックしてみましょう。
意外にも、映画の監督を務めるのは本作で4本目。ですが、これまでの3作品全てが15億円を超える大ヒットを記録しており、特に今年公開の『ラストマイル』は、塚原監督がメガホンを取った大ヒットドラマ『アンナチュラル』、『MIU404』のシェアードユニバースという新しいアプローチで、オリジナル作品にも関わらず興収58.7億(12/1時点)を突破しています。また、先日最終回を迎えた日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』でも監督を務めていることからも、今最も注目の監督であることが伺えます。この勢いに乗って、好成績を収めることができるのでしょうか。期待しましょう!
続いて、型破りなシェフ・尾花夏樹を演じる木村拓哉さんの主演作品を見ていきましょう。
主演作の多くが40億円を超えとなっており、木村拓哉さん主演の作品は必ずヒットすると言っても過言ではないほど好成績を収めています。昨年公開された『レジェンド&バタフライ』(23)では、岐阜県で開催された「ぎふ信長まつり」に参加し、岐阜県の人口の2倍の応募が殺到したとニュースになるほど大きな話題となったことからも、木村拓哉さんの影響力の高さがわかりますね。ドラマファンの動員も見込んで20億円突破が一つ目標といえそうです。
本作は、IMAXで上映されることが発表されています。最後にIMAX上映した邦画をチェック!
IMAX上映は、『るろうに剣心』シリーズや『キングダム』シリーズといったアクション超大作が多いことから、視覚的、聴覚的没入感を極限まで高めることを目的としたIMAXでは、迫力の大きい映像作品が相応しいことがわかります。一方で料理を描いた本作は、アクション作品ではないことから、これまでのIMAX上映作品とは異なり、アクションではない没入感を味わえるのではないでしょうか。本作ならではの強みを活かし、IMAXでの集客も伸ばすことができれば、大ヒットへと繋がりそうです。
映画は来週30日(月)公開です。
※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
(C)2024映画「グランメゾン・パリ」製作委員会
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