データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】動物が主人公の映画、兄弟姉妹を描く作品の興収は?NEW
過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!
ライオン・キング:ムファサ 2024年12月20日公開
監督:バリー・ジェンキンス
声の出演:アーロン・ピエール、ケルビン・ハリソン・Jr.ドナルド・グローバー、ビヨンセ、マッツ・ミケルセン他
配給:ディズニー
1994年のアニメーション公開から劇団四季のミュージカルの演目としても長らく愛され続け、2019年には”超実写版”としてフルCGで再映画化され話題となった『ライオン・キング』。その前日譚となる、若き頃のムファサとその弟スカーの”絆”と驚くべき”秘密”を描く『ライオン・キング』はじまりの物語。
ライオン・キング:ムファサ 関連作品の興収は?
1994年に公開された『ライオン・キング』は、ディズニー・アニメーション史上No.1の全世界観客動員数を記録し、『アナと雪の女王』『トイ・ストーリー3』と並ぶ全世界興行収入を誇り、第67回アカデミー賞歌曲賞&作曲賞に輝くほか、第52回ゴールデン・グローブ賞で作品賞をはじめ3部門で受賞。劇団四季による日本版「ライオン・キング」も国内演劇史上No.1の観客動員数に輝くなど数々の記録を打ち立ててきた大ヒット作です。
2019年には超実写版としてフルCGで映画化され、国内興収は66.7億円を記録しました。
本作はその前日譚として、若き日のムファサ王とスカーの兄弟の絆が描かれるということで、前作を映画館で鑑賞した人の動員がまずは見込めそうです! さらに本作では、声優に人気アイドルグループのTravis Japanの松田元太さんが出演していることもあり、前作よりも女性の動員が増えることが予想されます。新規層の獲得により前回よりも興収を上回ることができるのでしょうか。期待しましょう。
前作『ライオン・キング』では敵対していたムファサとスカーですが、本作では彼らの若き兄弟秘話が描かれます。仲が良かったり、喧嘩をしたり・・・。作品によって関係性の描かれ方はさまざま、そこで兄弟・姉妹を描いた洋画を見てみましょう。
姉妹で印象的な作品といえば、本作と同じディズニー発のアニメーション映画『アナと雪の女王』(14)。同作は社会現象となり、米アカデミー賞長編アニメーション賞と主題歌賞をディズニー初W受賞を果たしました。日本では254.7億円という驚異の数字を記録し、子どもから大人まで”アナ雪”旋風を巻き起こしましたね。2019年には続編となる『アナと雪の女王2』が公開され、133.6億円の大ヒットを記録し、その年の洋画興収No.1ヒットとなりました。
時にぶつかり合いながらもお互いに影響を与え合う兄弟・姉妹の関係性は、見るものを感動へと導きます。本作ではムファサとスカーが敵対ではなく相棒として描かれるということで、1作目との兄弟関係の変化が気になりますね!
続いて、「ライオン・キング」といえば音楽が印象的ですよね。代表的な曲から、映画オリジナルの曲まで作品を彩る音楽はとても重要です。
そこで続いては、本作同様、リン=マニュエル・ミランダさんが音楽を手掛けた作品を見てみましょう。
3度のグラミー賞、3度のトニー賞など数々の栄冠に輝いているミランダさん。興収51.6億円を記録した『モアナと伝説の海』(17)では、ミランダさんが手がけた主題歌『どこまでもHow Far I’II Go』(原題:How Far I’ll Go)が第89回アカデミー賞主題歌賞にノミネートされました。初週3日間で動員100万人を突破し、興収116億円の大ヒットを記録した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)の楽曲を務めたほか、本作同様のディズニーアニメ実写作品では『リトル・マーメイド』(23)の音楽を手がけており、34億円を記録しています。
本作では、公開前から劇中歌「ブラザー 君みたいな兄弟」(原題:I Always Wanted a Brother)がお披露目されており、作品への期待が膨らみます。鑑賞後の余韻をも生み出す音楽の力で、どれだけ興収を伸ばすことができるのでしょうか。楽しみです。
本作の主人公はライオンですが、ライオンのほかにも自然界に生息するさまざまな動物たちが登場するのも『ライオン・キング』の魅力とも言えます。
最後に、動物が主人公の映画を見ていきましょう。
老若男女問わず、多くの人から愛されている動物は映画の世界でも大人気であることがわかります。その中でも前作は『ズートピア』(16/76.3億円)、『ファイディング・ドリー』(16/68.3億円)に次ぐ3番目に高い興収を記録していることから、まずは勢いを落とさないことがポイントになりそうです。最新の映像技術を駆使した超実写という強みを活かし、他作品との差別化を図ることで前作に劣らない好成績へと繋がりそうです。
映画は今週公開です。
※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
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