データでヒット予報

【データで週末ヒット予報!】二宮和也、北川景子主演作&戦争ドラマ映画の興収は?

2022-12-06更新

今週末に公開する作品をピックアップし、過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する、“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!

ラーゲリより愛を込めて 2022年12月9日公開

 

監督:瀬々敬久
出演:二宮和也、北川景子、松坂桃李、中島健人、寺尾聰、桐谷健太、安田顕 ほか
配給:東宝

辺見じゅんさんによるノンフィクション「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」(文春文庫刊)の映画化。第二次世界大戦後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)で抑留者となりながらも、家族との再会を信じて、生きる希望を失わなかった山本幡男の半生を描いた物語です。

ラーゲリより愛を込めて 関連作品の興収は?

さっそく、主演の山本幡男を演じた二宮和也さんの過去の主演作(2010年以降)をみてみます。

二宮さんといえば、あのクリント・イーストウッド監督による『硫黄島からの手紙』(2006)や『母と暮らせば』(2015)といったヒット作への出演もあり、すでに戦争をテーマにした映画に出ているイメージが強い方も多いかもしれません。吉永小百合さんと共演した『母と暮らせば』は興収19.8億円の大ヒットとなりました。
それ以外の作品をみてみると、多様な役に挑戦されている中、主演作全てが興収10億円以上を記録しています。さすが、その演技力の高さが幅広い世代に認められている二宮さんです。今作も10億円を超えてくることは確実と言えるのではないでしょうか。

次に、山本幡男の帰国を待ち続ける妻を演じた、北川景子さんの直近10年の主演・ヒロイン作をみてみます。北川景子 ラーゲリより愛を込めて

コメディからサスペンスまで幅広い役を演じられていますね。安定した興収を出している印象です。また、来年はNHK大河ドラマ「どうする家康」の出演も決まっており、実力派女優として益々人気を高めていく北川さん。主演&ヒロイン作が多いお二人ですが、意外にも今回が初共演ということで、どんな夫婦を演じられたのか楽しみですね。

続いて、近年の戦争ドラマ映画をチェックしてみましょう。戦争映画 ラーゲリより愛を込めて

公開規模の違いもありますが、ほとんどが12億円以上の大ヒットとなっています。最近では、菅田将暉さん主演の『アルキメデスの大戦』が興収19.3億円の大ヒットとなりました。
「戦争映画」と聞くと一定層しか動員できないように思いますが、そこに心動かされる「人間ドラマ」が加わることで、幅広い世代が楽しめるエンターテインメント作品になりますね。本作のポスタービジュアルや予告編からもその要素はひしひしと伝わってきます。しかも「実話」となるとより感動的な物語が期待されます。

最後に、瀬々敬久監督の2015年以降の主な作品です。瀬々敬久 ラーゲリより愛を込めて

こちらも公開規模の違いもあり、興収成績のふり幅はあるものの、20億円程度の大ヒット作も多くあります。
瀬々監督と言えば、感情を揺さぶる作品が得意分野である印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。そんな瀬々監督と、二宮さんをはじめ名立たる豪華俳優人たちがタッグを組んだということであれば、20億円以上となる可能性も十分にあり得そうですね。

 

映画は、今週公開です。

 

※興行収入は一部、推定値を含む
※情報提供:プレコグ

(C)2022 映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会 (C)1989清水香子

 

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【保存版】映画興行収入データまとめ

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