データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】ジェームズ・キャメロン監督作品、3D映画の興収は?
今週末に公開する作品をピックアップし、過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する、“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月16日公開
監督・製作・脚本:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン, ゾーイ・サルダナ, シガーニー・ウィーバー, スティーヴン・ラング ほか
配給:ディズニー
世界歴代興行収入No.1を記録した『アバター(2009)』から13年。待望の続編が、ジェームズ・キャメロン監督自身の手により、ついに映画化公開。舞台は、森から海へと移る。しかし、その楽園のような海辺の世界にも、人類の侵略の手が迫っていた‥‥。
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 関連作品の興収は?
先週ロンドンで開催されたワールドプレミアでお披露目されて以降、世界のメディアから絶賛の嵐が巻き起こっている本作。先週末には、遂にジェームズ・キャメロン監督を筆頭に、豪華なキャスト陣が来日し、プロモーションイベントが盛大に行われました。
日本はもちろん世界中が公開を相当待ちわびている本作ですが、まずは、これまで数々の名作を生み出してきた、巨匠ジェームズ・キャメロン監督が携わった最近の映画興行成績をみてみます。
ここ10年間は、監督以外のスタッフで映画製作に関わることが多く、自ら監督を務めるのは前作の『アバター』(2009)以来ということになります。ただ、その前に監督を務めたのは『タイタニック』(1997)だったので、いつも次回作まで年数が空いている分、大作を必ず生み出してくる監督=ジェームズ・キャメロンというイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
ちなみに、前作の日本での興行収入は156億円を超えており、現在も国内歴代興行収入ベスト12位にランクインしています。これだけの名作となれば、当時劇場で見ていない人もDVDやBlu-rayでの鑑賞経験がある人も多そう。今年9月に期間限定公開された『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』も盛況だったようです。映画史に残る名作を予感させる監督の最新作となれば、たとえ前作を見ていない人でも劇場に足を運ぶ人も多そうです。
また、前作では革新的な3D映像を生み出したことでも注目を浴び、それ以降の3D映画ブームの火付け役となりました。今回も、最新の技術を駆使した3D映画となっており、その映像の美しさが、大きな話題になっています。
『アバター』以降の主な3D映画の成績をみてみましょう。
『アバター』の翌年に公開された『アリス・イン・ワンダーランド』と『トイストーリー3』は、『アバター』と同じく100億円以上の興行収入を記録していることからも、『アバター』を筆頭に当時は3D映画が人気だった様子がうかがえます。以降は、100億円を超える大ヒット作品はないものの、それでも多くの作品が30億円以上を記録しています。意外にも2019年以降は話題となった3D作品はあまりなく、最近は3D映画の印象が薄れている方も多いかもしれません。今回は映像のクオリティが相当高いようなので、本作をきっかけに3Dブームが再び巻き起こるのかどうかも注目です!
本作は前作から13年という期間が空いての続編公開となります。
最後に、同じように前作から10年以上の期間が空いた続編映画の成績をみてみます。
多くの作品が12億円以上を記録していることからも、期間が空いていることが興行収入に直接的な影響を与えるわけではなさそうです。最近だと、『トップガン マーヴェリック』が遂に135億円に達する見込みで、前作越えの大ヒットとなりました。本作も興行収入100億円越えも目指せそうです!再び、『アバター』が社会現状を巻き起こすのか期待しましょう!
映画は、今週公開です。
※興行収入は一部、推定値を含む
※情報提供:プレコグ
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