調査レポート
映画ファンが情報発信しているSNS・アプリは?
今や映画宣伝に欠かせないSNSやコミュニケーションアプリの存在。こちらから一方的に情報発信するだけでなく、利用者自らの口コミや情報を発信しそれが拡散したり、相互コミュニケーションがとれる点が他のメディアとは大きく異なる魅力です。
KIQ REPORTでは、全国の15歳以上の男女765名の映画ファン(半年に1本以上劇場で映画鑑賞をする人)を対象に【SNS・コミュニケーションアプリ】に関するインターネット調査を実施。
今回は、SNSやアプリサービスを利用しての情報発信(投稿)状況についてご紹介します。
映画をよく観る人ほど発信意欲が高め。利用メディアは性年代による違いがあり!
まずは、映画ファンに対して、SNSやコミュニケーションアプリで自ら情報発信(投稿)を行っているかを質問しました。
内容は映画に限定していませんが、7割の人が情報発信を行っているとの回答が得られました。
性別で見ると男性の方がやや多く、年齢で見ると若い人ほど多くなる傾向が顕著に表れています。また、映画鑑賞頻度で見ると、ヘビー層(月に1本以上劇場で映画鑑賞する人)は81%を占め、ライト層(半年に1本程度劇場で映画鑑賞する人)の59%を大きく上回り、映画をよく観る人ほど発信意欲が高いことがわかります。
続いて、サービス別に発信状況をみてみましょう。
コミュニケーションがメイン用途である「LINE」を除くと、「Twitter」の33%がトップで「Instagram」が30%と続き、「Youtube」以下を大きく上回りました。
両サービスを比較すると、男性は30-40代を中心に「Twitter」、女性は10-20代を中心に「Instagram」の利用率が高い点が大きな特徴となっています。
また、映画鑑賞頻度別に見ると、ヘビー層は「Twitter」の利用率が41%に達し、映画ファンとの相性の良さが読み取れる結果となりました。
前回の調査で、映画ファン、特にヘビー層は映画鑑賞の参考にするSNSに「Twitter」を挙げる人が多くいました。今回の調査でも「Twitter」を利用して情報発信する人が多く、映画宣伝において「Twitter」が最強SNSツールと言えそうです。
一方、10代女性に限っては利用率、映画鑑賞の参考メディア、情報発信ツールいずれにおいても「Instagram」が圧倒的に支持されているのも見逃せないポイントです!
【関連リンク】
★SNSやコミュニケーションアプリの利用状況は?
★映画ファンは何を参考に作品を選んでいる?
調査時期:2022年2月14日(月)〜2022年2月21日(月)
調査手法 :インターネット調査(FastAsk利用 )
調査対象:計765名 (15歳以上 男女)
調査定義:映画ヘビーファン=月に1本以上劇場で映画鑑賞する人/映画ミドル=2~3ヶ月に1本程度劇場で映画鑑賞する人/映画ライトファン=半年に1本程度劇場で映画鑑賞する人/映画ノン=年1回程度劇場で映画鑑賞する人
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