プロが見たこの映画
映像制作のプロが語る「世界的有名なハリウッド俳優をあなたの自主映画に登場させる方法」/城田道義(映像ディレクター)
【映像ディレクター 城田道義】が見たこの映画
ユーチューバーがいよいよ隆盛を極める2019年も暮れでございます。
今年は芸能人からもユーチューブ参加表明があちこちと聞かれ、数千万円、数億円のユーチューバーがワサワサと出始める中で、ハッキリ言えばスポーツ選手より割の良い「当たりくじ」感が一般的に広まり、絶賛「ユーチューバー」ブームが到来しているように感じております。
しかしながら、映像制作者として情熱をくすぐられますのは、ユーチューバー案件ではなく、インターネット本来の、と言いますか、「とんでもない作品が出てきたな」というような映像に出会えることであります。
もう10年前でしょうか。300ドルで作ったCG作品をネットにアップしたところ、5日後にハリウッドから連絡が来たというそんな作品があり、それこそネットドリームを感じてワクワクが止まりませんでした。
[embed]https://www.youtube.com/watch?v=-dadPWhEhVk[/embed]
本日ご紹介したい映像は、元ピクサーで働いていたクリエイターが6年かけて制作したという自主制作のショートムービーです。
[embed]https://youtu.be/Mv30ExfoKcc[/embed]
近未来のドローン配送を描いた作品は、それ自体もちろん大変面白いのですが、実は最高に面白いのはそのメイキングでございます。
この自主映画、見た人はビックリすると思うのですが、誰もが知るハリウッド俳優が出ていて、制作者がその内幕を語るメイキングもアップしているのです。
How to Get a World-Famous Actor in your Short Film
(あなたのショートフィルムに世界的有名俳優を起用する方法)
[embed]https://www.youtube.com/watch?v=sZpvVggtwyk[/embed]
細かい内容は是非見ていただきたいのですが、これこそが僕らが夢見た「インターネットの未来」ではなかったかと、本当に久しぶりに10年前のようなワクワク感を抱きました。
インターネットの未来は明るく楽しいものだと、古参インターネット原理主義者の私は本日も信じております。
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