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映画好きは五輪好き?だとすれば、2020年夏映画はみんな逃げなきゃいけないのか?生き残れる映画の条件とは?

2020-02-26更新

2020年に開催される東京オリンピックパラリンピック、楽しみである反面、映画業界にとっては脅威ととらえられてる。いや、脅威ではない。という話もある。今回は映画ファンの視点から、オリンピックをはじめとしたスポーツイベントの影響の問題を考えていきたい。

■映画コアファンはオリンピックファン!

映画ファン、特に映画コアと呼ばれるコア層とライト層の比較で考えてみる。
すると映画コア層の方が、スポーツイベントに対する興味が高いのである。
以上のことからいって、映画コアファンはスポーツイベントの影響を受けやすいとみるべきだろう。

これは、映画コアファンが直接オリンピック好きというより、イベントエンターテイメントに対する情報感度が高いということを表しているのではないか?ラグビーも好きだというデータも出ている。単なるミーハー(死語)に近いかもしれない。

■世代間による違いも。要は情報入手経路

さらに注視したいのは同じ映画ファンでも女性40代、50代、男性50代、60代が高いというデータで、一方男女とも10代は低い。つまりこれは情報の入手先がテレビ中心かどうかという部分と関連しているのではないだろうか?
長らくオリンピックの主な伝え手はテレビであった。テレビを中心に話題も熱狂も、感動も、スターも生み出されてきたのだ。奇しくもオリンピックの捉え方はテレビ・メディアの捉え方に相似している可能性もある。
(★一番低いのは男性40代となっているが、これは仕事が忙しくてそれどころじゃない世代と考えられる)

映画のひとつの正体は空気のようなものだといわれる。
内容の特徴をいくら説明するより、流行ってるという空気を創り出せば勝ちである。そういう意味ではスポーツイベントも同じ、空気&ムードを創り出すことに莫大な労力を要する。そしてその空間を創り出してきたのは、前回の東京オリンピックを契機として60年間はテレビだった。だが時代はかわりつつある。

故に2020年の夏映画について、大胆に予想するならば
「若い世代向け、コアファンがいる俳優が出ている映画ならば影響は少ない。」
「オールターゲット、高年齢層の映画は多大な影響を受ける」

電通がどういうオリンピック宣伝をしてくるのか?それにもよるが一時的に広告的なメッセージやイベントの話題性で盛り上げなければならない映画は影響を受けやすい。一方若い世代中心にSNSを起点として宣伝していくような作品やコアファンがいる映画、ターゲットのリテラシーが高いアニメ作品などは影響がすくないと考える。

皆さんはどう思われますか?

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