調査レポート
SNS・レビューサイトを活用しているのは?
そこでKIQ REPORTでは、全国の15歳以上の男女9,483名の映画ファン(半年に1本以上劇場で映画鑑賞をする人)を対象に、インターネット調査を実施。
【SNS】や【映画レビューサイト】の活用状況を調査し、映画選びの傾向も探ってみました。
若年層のSNS活用率は高いが、映画レビューサイトユーザーは30-40代が中心
まず、SNSの活用状況ですが、映画ファン全体の44%が普段から積極的に活用していると回答。年代によって大きな差があり、男女ともに10-20代の活用度が高く、女性10-20代では72%に達しました。
続いて聞いた「映画を選ぶ際は、他人の意見を参考にする」という回答でも、男女10-20代がその他の年代を大きく上回り、若年層がネットやSNSを駆使して他者の口コミ・評判を参考にしている姿が浮かび上がります。
一方、「映画レビューサイトに書いたり、活用している」にあてはまる人は全体の28%にとどまり、男女ともに30-40代がその他の年代を上回りました。若年層はSNSを積極的に活用して情報収集するものの、映画レビューサイト等の専門性の高いサービスへの関心はそれほど高くないようです。 その一方で、映画鑑賞頻度との高いコア層は51%が利用しており、映画鑑賞頻度との相関が強い状況となりました。
若年層の映画選びには、日常的に活用しているSNSに流れてくる口コミも大きく影響しているようです。最近SNSでの拡散を狙って多くの映画作品で実施されているのが、映画の感想や期待コメントを投稿して賞品を当てるキャンペーン。鑑賞者のレビューはもちろんのこと、作品に期待するコメントも多く目に触れると、認知度も鑑賞意欲も高まりますね。実施が定番化してきた感想・期待キャンペーンでは、参加者を増やすための施策が明暗を分けるのかもしれません。
★レビュー評価の訴求力 https://kiq-report.com/Item/375
調査対象:計9,483名 (15歳以上 男女)
調査定義:映画ヘビーファン=月に1本以上劇場で映画鑑賞する人/映画ミドル=2~3ヶ月に1本程度劇場で映画鑑賞する人/映画ライトファン=半年に1本程度劇場で映画鑑賞する人/映画ノン=年1回程度劇場で映画鑑賞する人
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