調査レポート

映画館選びのポイント 設備面を重視しているのは・・・?

2022-11-02更新

皆さんは、日本全国にいくつ映画館(スクリーン)があるかご存知ですか? 日本映画製作者連盟の発表によると、全国には3,648、もっとも多い東京都には408もスクリーンがあります(2021年12月時点)。
では、それだけの中から映画ファンは何をポイントに映画館を選んでいるのでしょうか?

今回のKIQ REPORTでは、全国の15歳以上の男女775名の映画ファン(半年に1本以上劇場で映画鑑賞をする人)に「映画館選びのポイント」について聞いてみました。

 

設備面を重視する中高年層、アクセスの良さ重視の若年層

 

トップは、映画館の基本中の基本である「スクリーンの大きさ・見やすさ」です。性別では男性に重視する人が多く、また年齢別に見ると中高年層で特に重視されています。男性50-60代では75%に達しました。
スクリーンを筆頭に、映画鑑賞に直接関わる設備が上位を占め、3位に「座席の座り心地」、5位に「音響の良さ」がランクイン。全体的に男性&中高年層は設備面へのこだわりが強い傾向があります。

2位は「アクセスの良さ」となりましたが、特にこだわりがないことの裏返しともとれ、女性がやや高い結果となりました。

全体的に中高年の方がこだわりポイントが多くあるのも特徴的です。
設備面を重視し鑑賞の質にこだわる中高年層アクセスが良ければ細かいことは気にしない若年層のコントラストが鮮やかです。

 

次回は、“特に重視すること(上位3番目までに選択)”に注目し、性・年代別の特徴を掘り下げます!

【調査概要】
調査時期:2022年9月16日(金)〜2022年9月23日(金)
調査手法 :インターネット調査(FastAsk利用)
調査対象:計775名 (15〜69歳 男女)
調査定義:映画ヘビーファン=月に1本以上劇場で映画鑑賞する人/映画ミドル=2~3ヶ月に1本程度劇場で映画鑑賞する人/映画ライトファン=半年に1本程度劇場で映画鑑賞する人/映画ノン=年1回程度劇場で映画鑑賞する人

 

【関連記事】
★映画館に誰と行く? 明確な傾向が明らかに! https://kiq-report.com/Item/531

 

※本調査に関するフルレポートおよびコンサルタントもご提供可能です。ご希望の方はこちらまでご連絡ください。

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