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KIQ REPORT編集長が2022年を迎えて思うこと。

2022-01-06更新

 

技術革新によって我々人間の認知・思考経路は大きく変化し、コロナによってそのスピードは更に増しました。
そんな事は、誰も彼もが言ってるし、今更の話ではありますが、改めて2021年を振り返ると、ただただそんな1年だったなと、そのように感じています。

当然と考えられていた物の見方や考え方が劇的に変化することを「パラダイムシフト」というらしいのですが、まさに今、パラダイムシフティングしていますね。

おそらく先人たちも「我らは人類史上の稀に起こっている変化の只中に生きている」と感じて生きていたと思うし、歴史を振り返っても人類の契機は多々あったわけなので、今この瞬間はそんな特別なことではないとも言えるかも知れません。
でも今まさに起こっていることは、「時間」とか「土地」とか、人類が長期に渡り縛られていたものからの脱却であり、それは結構なレベルのパラダイムシフトの最中にいるというのは、やっぱり間違い無いのでは、と私は思います。

 

それにしても我々人間っていうのは環境適応能力がとてつもなく高いと思います。
技術革新、コロナ禍、地球温暖化など、どうなることか!?と戸惑いもあるのですが、その環境下で生きると自然と適応できちゃっている気がします。故に大きなパラダイムシフトが起こっている事に気づけていない。いや、もしかするとみんな気づいてはいるのだが、見て見ぬふりをしているのか?

個人的には後者な気がします。
すなわち、この「変化」を認めたくない気持ちを誰しもが持っているのではという事です。

それはそうです。「変化」するためには大変な労力が必要になります。めんどくさいです。
更には、変化の時は先が見えない、正解がわからないので、不安になります。
それが個々の人間の集合体である組織だったり、企業だったり、それこそ国レベルになったら尚更「変化」するのに労力を要するでしょう。

でもジワジワジワと迫ってきたこのパラダイムシフトは、コロナ禍で一気に加速し、表面に出てきて、もう見て見ぬふりができない状況になった。
そんな事を感じた2021年の年末でした。

 

個人的に特にその大きな変化を感じているのがメディアです。

インターネットによってメディアのパワーバランスが壊れていくと言われて数(十?)年。それでも日本において、テレビをはじめとするマスメディア(レジェンダリーメディア)は大きな影響力を持っています。でもその影響の形、役割が変化していっているのは誰しもが感じていることかと思います。

テレビ、ネット、新聞、雑誌、ラジオ、OOHなどなど、それぞれのメディアの役割が「変化」の真っ只中にいて、そしてKIQ REPORTが主として扱っている「映画」と言うコンテンツだったり、「映画館」というメディアだったりも、その役割も大きく変化していっていると感じています。

そのメディアの変化にしっかりと順応して、新しい役割を完遂する人もいるだろうし、そのメディアの新たな役割と自身がやりたいことがズレてきて、別のフィールドを模索する人もたくさん出てくるだろうと予想します。
2021年も多くの芸能人やアーティストの方々が独立しました。テレビ局から独立してネットで活躍している人もたくさんいます。この流れはより加速するのではと感じています。

メディアは人の才能、感性、努力によって生まれたコンテンツを提供するプラットフォームです。今までマスメディアという大きな枠の中に入っていた「人」が表に飛び出していく。コンテンツは今後も、メディアという場所にこだわらずに、無限に増えていくと思います。すなわち、コンテンツもメディアもより一層激しく、群雄割拠となっていくと思います。

でもやっぱり、その中心にいるのは常に「人間」です。人は一人では生きていけないし、自分とその自分を中心とした仲間うちだけだとアイディアにも限界がくると思います。
自分とは異なる色々な人の才能や感性、そして知見が交ざりあってこそ、素晴らしいクリエイティブ、コンテンツ、メディアが生まれていくそう思っています。

 

KIQ REPORTは2019年12月に立ち上げてから早2年が経過しました。まだまだ課題はいっぱいありますが、映画やエンターテイメント業界に身を置く「人」や、今後このフィールドでチャレンジしようと思っている「人」が、情報収集をしたり、情報交換をするような、そんな憩いの場になりたいと考えています。
2022年はその一歩をしっかりと踏み出したいなと思っております。
引き続き皆様に有意義な情報を提供できるように頑張ります!こんな情報が知りたいとか、こんな場所になって欲しいとか希望ありましたら是非ともご意見ください。

 

いやはや、こんなにも激しく、こんなにも未知な、大きなパラダイムシフティングの時代を生きられて、本当に幸せだなと思う2022年の年始です。

 

2022年1月6日
KIQ REPORT編集長

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