データでヒット予報

【映画興行ランキング】『鬼滅の刃」』が8週連続1位! 累計314億円突破、新作『カラダ探し』『ヒックとドラゴン』『遠い山なみの光』が登場!NEW

2025-09-10更新

夏休みが明けても映画館の熱気は冷めず、依然として『鬼滅の刃』が圧倒的な存在感を放っている。公開から8週目に突入しても勢いは衰えず、シリーズ史上最速で興収314億円を突破。もはや国民的現象を超え、日本映画の歴史そのものを塗り替える段階に入ったといえる。新作組では、ホラーの続編『カラダ探し THE LAST NIGHT』、世界的アニメの実写化『ヒックとドラゴン』、そしてカズオ・イシグロ原作の文芸作『遠い山なみの光』とジャンルの異なる話題作が一斉にランクイン。秋シーズンの幕開けを感じさせる多彩な顔ぶれとなった。

【共感シアター稲生Dの興行短評】
上位3作品の順位は変わらずで、『カラダ探し THE LAST NIGHT』が4位に食い込んだ。『劇場版TOKYO MER』も大ヒットしているが、上位3本がいかに強いかがよくわかる結果になった。洋画の新作としては、全米で大ヒットした『ヒックとドラゴン』の実写版が日本でも公開。前評判も高く、原作のCGアニメ版も傑作ゆえに日本でも大ヒットを期待したが、初登場6位。もう少し上を期待したかったのが正直なところだ。ここ最近の洋画は6位に初登場して、2週目が10位、以降ランク外という流れが続いているので、それを覆す奮起を期待したい。

【週末興行成績ランキング】

1位:劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
前週:1位/配給:東宝、アニプレックス/公開館数:393館/公開週:8週目
8週連続首位。累計興収は314億円を突破し、『無限列車編』を上回る最速ペースで300億円超えを達成した。

2位:8番出口
前週:2位/配給:東宝/公開館数:347館/公開週:2週目
2週目も2位を維持。累計興収は20億円を突破し、今年最大級の実写邦画ヒットとなった。

3位:国宝
前週:3位/配給:東宝/公開館数:356館/公開週:14週目
累計興収133億円に到達し、歴代興収ランキングで30位入り。長期興行を継続中。

4位:カラダ探し THE LAST NIGHT
前週:初登場/配給:ワーナー・ブラザース映画/公開館数:353館/公開週:1週目
続編ホラーが初登場4位。3日間で興収1.4億円超を記録した。

5位:劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション
前週:5位/配給:東宝/公開館数:375館/公開週:6週目
累計興収は45億円に迫る。安定した粘りを見せる。

6位:ヒックとドラゴン
前週:初登場/配給:東宝東和/公開館数:344館/公開週:1週目
アニメ版を手がけたディーン・デュボア監督自身が実写化。初登場6位にランクイン。

7位:ジュラシック・ワールド 復活の大地
前週:7位/配給:東宝東和/公開館数:384館/公開週:5週目
累計興収は45億円超。洋画の強さを発揮している。

8位:遠い山なみの光
前週:初登場/配給:ギャガ/公開館数:336館/公開週:1週目
カズオ・イシグロ原作、石川慶監督作。広瀬すず、二階堂ふみ、吉田羊が出演し、初登場8位。

9位:映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ
前週:9位/配給:東宝/公開館数:372館/公開週:5週目
累計興収は22億円を突破。ファミリー層の支持が続く。

10位:ベスト・キッド レジェンズ
前週:10位/配給:ソニーPエンタテインメント/公開館数:353館/公開週:2週目
シリーズ最新作が2週連続でトップ10入りをキープ。

全国週末興行成績:2025年9月5日~2025年9月7日 (全国動員集計)興行通信社提供

★共感シアター稲生Dのコメントの続きは、今夜21時~の「共感シアターナビ」で!

 

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