もはや、新年1月も終わろうとしており、今さらなんだ!と思われるかもしれませんが、巳年ということで、「ヘビ」に注目してみたいのですが、大体ほとんどの人は嫌いだと思います。
ルックはもちろん、語るもおぞましい方も多いと思いますが、昔「スネークフライト」という、ヘビがハイジャックをするという伝説のパニック映画の宣伝をやってまして、群馬にあるヘビセンターに研究に行ったら、叶姉妹さんご所有のニシキヘビがいまして(抱かせてもらいました、汗)、いろんな人がいるなあと思ったものでした。
さて、ヘビは見た目の気持ち悪さもそうですが、何にも食べなくても3年生きてるとか、頭を切っても1日くらいは死なないとか、恐るべき生命力も相まって、逆に神聖視されていました。
例えば、ギリシアの医学の神アスクレーピオス。その医術で死者さえも蘇らせたという神が手に持っていたのはヘビの杖でして、今でもヘビはお医者さんのマークだったりします。
「日本書記」や「古事記」によると、日本の神様もヘビに化けて女性の前に出てきたり、なんというか、これは縄文時代からだと思いますが、生命力だけではく脱皮する姿から再生、子供をたくさん産むことから繁栄のシンボルだった可能性が高いです。
いわゆる神無月(かんなづき・旧暦10月)は出雲地方では神在月(かみありづき)と呼ばれてまして、日本中から神様がいなくなって出雲大社に集まるわけですが、その発想は元々、出雲大社にほど近い砂浜に大量にウミヘビが打ち上げられることに由来するらしいのです。
ウミヘビはセグロウミヘビと言いまして、沖縄あたりの暖かい海に住む猛毒のウミヘビですが、これが黒潮にのって北上し、日本海側に来るものは北からのリマン海流にぶつかって、あまりの冷たさに仮死状態になって、ちょうどどういうわけか島根半島のあたりの浜に集中的に打ち上げられるそうです。
これをみて昔の人は「なんということ!神が来たに違いない」と思ったようです。
だから、ヘビは神さまとして扱われていたんですね。
脱皮と再生を繰り返す、生命力の強い奴。共感シアターもあやかって、ヘビのマークを作ってみようかなと思います。
あ、ヘビマークといえば、先日大統領になったトランプが脱退宣言をしたWHO(世界保健機関)もヘビのマークですね。例のコロナ禍で中国の肩をもって感染の封じ込めを遅らせたという疑いや、パンデミック条約への疑念から、信用を失墜してますが、再生の道はあるんだろうか。。
たんす屋(共感シアタースタッフ)
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