調査記事・コラム

韓流ブームは親子2世代で作られた!?韓流エンタメ徹底調査

2021-06-10更新

映画ファンの生態や動向を解明する調査分析レポート「KIQ REPORT」。
今回は全国の10-60代の男女786名の半年に1本以上劇場での映画鑑賞をする”映画ファン”に「韓流文化・エンタメ」についてのインターネット調査をしました。その調査結果を基に今週から3回にわたって、韓流エンタメの人気のヒミツを探っていきます。第1回目は、長期にわたって注目され続けている韓流エンタメ、「その人気はいつからなのか?」について見ていきたいと思います。

まず初めに、映画ファンがどれくらい韓国文化に興味があるのか調査するため、「あなたは韓国の文化・カルチャー(映画、ドラマ、音楽、書籍、化粧品、グルメなど)に興味がありますか?」という質問をしました。結果は以下の図の通り。興味の深さに違いはありますが、全体の半数以上の58.8%の人が、韓国の文化・カルチャーに興味があると回答しています。

さらに下記の図の通り、韓国の文化・カルチャーへの興味を男女別に見てみると、男性より女性の方が韓国の文化・カルチャーへの関心が高いという結果になりました。

次に、韓国文化・カルチャーの中でも「韓国映画・ドラマに関する興味」の結果を見てみましょう。

Q:韓国映画、ドラマを見たことがありますか?

※映画ヘビー:1 ヶ⽉に1 本以上、劇場で映画を観る⼈
映画ライト:半年で1 本程度、劇場で映画を観る⼈

韓国映画が、昨今世界の映画祭で高い評価を受けているだけあり、映画ヘビー(月に1本以上劇場で映画鑑賞する人)、映画ライト(半年で1本程度劇場で映画鑑賞する人)、どちらの映画ファンも半数以上の人が「見たことがある」と回答しました。特に月に1本以上映画を鑑賞する映画ヘビーでは83.0%と高い数値となっています。

Point☛ 韓流ブームはいつから?「韓国映画・ドラマ」を好きになった時期
では、韓国映画やドラマはいつから興味を持たれ始めたのでしょうか。韓流ブームを大きく下記4つの時期に分け、いつから好きになったのかについて質問してみました。

□2003年~2008年(「冬のソナタ」「天国の階段」など第一次韓流ブームほか)
□2009年~2015年(「美男ですね」「トンイ」など第二次韓流ブームほか)
□2016年~2019年(「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」、K-POPグループTWICEなど第三次韓流ブームほか)
□2020年~2021年(『パラサイト 半地下の家族』「愛の不時着」など第四次韓流ブームほか)

20歳以上の男女ともにほとんどすべての年齢層が「冬のソナタ」「天国の階段」など第一次韓流ブームから好きになったと回答しました。
第一次韓流ブームだった2003年頃、10代だった33~39歳層も第一次韓流ブームが好きになるきっかけと答えており、その時のブームがいかに注目され、広い年齢層に影響を与えていたと言えるのではないでしょうか。

さらに、きっかけを探ると、K-POPグループが大ヒットした第三次韓流ブームや、『パラサイト 半地下の家族』「愛の不時着」など第四次韓流ブームから興味を持ったと思われていた若年層でも、第一次韓流ブームの作品が興味を持つきっかけとなったという人も存在していることがわかりました。現在10代から20代前半の映画ファンは、第一次ブームで韓流を好きになった人の子供たちと考えられるため、親に影響され、幼い頃から韓流ファンという人もいるのかもしれません。

韓流ブームと言われだしてから18年以上の月日が流れました。
ここまで身近に感じ、楽しむことができ、そして私たちの興味を掴んで離さない韓国の文化・カルチャーは、もはやブームではないと言えるのではないでしょうか。

【調査概要】
調査時期:2021年5月14日(金)~2021年5月21日(金)
調査手法:インターネット調査(FastAsk利用)
調査対象:計786名 (15歳~69歳以上男女/映画ヘビー・映画ライト)
調査定義:映画ヘビーファン=月に1本以上劇場で映画鑑賞する人/映画ライトファン=半年に1本程度劇場で映画鑑賞する人

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