映画ファンの生態や動向を解明する調査分析レポート「KIQ REPORT」。
10代～60代の男女757名の映画ファンに「映画とデートの関係」についてインターネット調査をしました。
3回にわたる「映画とデートの関係」調査ですが、第2回目の今回は「映画デートにおける作品選び」を見てみたいと思います。

デートで見たい映画ジャンルを質問したところ、下記の図の通り、1位は感動ドラマ、2位が恋愛・ロマンスという結果となりました。以下、アクション人間ドラマ、コメディ等が人気ですが、ホラーや戦争もの、時代劇等の少しクセのあるジャンルは人気がありません。デートでは2人で一緒に楽しめる映画が理想的ですが、感動ドラマや恋愛・ロマンスなどの女性に人気ジャンルが男性でもトップとなり、少し意外な印象を受けました。

そこで映画デートの際に気にすることを質問したところ、“相手が見たい映画を選ぶ”という意見が他の項目を圧倒しました。特に男性のスコアが高く、男性は“自分が見たい映画が見たい”では女性を大きく下回る結果となりました。

男性の利他的な作品選びは、“女性を誘う”ケースが多いことが要因と思われますが、デートの成功率を高めるために慎重に作品選びをする様子が浮き上がります。デートで恋愛映画を見るのは、多少リスキーな気もしますが・・・・・・。

【調査概要】
調査時期：2021年2月15日(月)～2021年2月22日(月)
調査手法：インターネット調査（FastAsk）
調査対象：計757名 (15歳～60歳以上男女／映画ヘビー・映画ライト)
調査定義：映画ヘビーファン＝月に1本以上劇場で映画鑑賞する人／映画ライトファン＝半年に1本程度劇場で映画鑑賞する人

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