調査レポート

上映時間は、作品選びのネックになる?

2024-12-17更新

今回は、映画ファンの「映画の上映時間」に対する意識を徹底調査!
全国15歳以上の男女636名の映画ファン(半年に1本以上劇場で映画鑑賞をする人)に聞きました。

まずは、上映時間を事前に確認する映画ファンの割合です。

必ず確認する、ときどき確認する人の合計では、ほぼすべての映画ファンが上映時間を事前に確認しています
必ず確認する人に注目してみると、全体で74%が該当、特に50–60代でその割合が最も高く、80%を越えました。高年齢層は体力面を考慮して上映時間を重視している可能性が考えられます。

続いて、上映時間が長さは気になるのか、聞いてみました。

その結果、「長い場合は気になる」という人が全体の53%になりました。30-40代に多く、特に女性30–40代ではその割合が60%ともっとも高くなっています。
仕事や家庭の時間を優先する必要があるこの層にとって、上映時間も映画鑑賞の選択における重要な要素になっていそうです。

では、具体的に何分の上映時間で「長い」と感じるのでしょうか

120分以上で24%、150分以上で59%、180分以上では89%が「長い」と感じると回答。上映時間が2時間を超えると多くの観客が長く感じ始め、180分以上では約9割が「長い」と感じていることがわかりました。

120~150分という長さが分岐点となり、それを超える作品は上映時間もひとつのハードルになると考えられます。そのハードルを越えても映画を観たいと思わせる施策を考える必要がありそうです。

【調査概要】
調査時期:2024年9月25日〜2024年10月2日
調査手法 :インターネット調査(FastAsk利用)
調査対象:計636名 (15〜69歳 男女)
調査定義:映画ファン=半年に1本程度劇場で映画鑑賞する人

© 2024 KITT All Rights Reserved.

不明なエラーが発生しました

映画ファンってどんな人? ~ライフスタイルで映画ファンを7分析~
閉じる

ログイン

アカウントをお持ちでない方は新規登録

パスワードを忘れた方はこちら

閉じる