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【ジジイの時事エンタメ斬り!vol.9】 台風のエネルギー(熱量)
映画宣伝においては「瞬間最大風速」などはいい意味で用いられ、局所的に強い情報ポイントを作り出すことは映画ヒットにとって大事なことだと言われています。
でも、本当の台風で暴風雨といったら大変です。
10年くらい前に仕事で行った沖縄で台風の一夜を過ごしたことがありますが、朝、街中の自動販売機が全部倒れてたという戦慄の記憶がありまして、「台風のエネルギーというのは半端じゃないな」と思うわけです。
今ちょうど台風シーズンですので、今回は台風の話を。。
台風というのは熱帯低気圧でして、場所によってアジアで出来るやつは台風ですが、アメリカ(カリブ海・大西洋)で出るやつはハリケーン、インド洋できるのはサイクロンと名前が違います。個別の名前もありますね。今来てる台風14号は「ナンマドル」(ミクロネシアの遺跡の名前)、次に来る15号は「ダラス」(鋭さ)、という感じで台風には名前リストがあり、アジアの台風の被害にあってる国の委員会(台風委員会)が、各国から「それ風の」名前を持ち寄ってリスト化してそれを順繰りに使って命名しているというわけです。ちなみに10号は「トカゲ」、24号「ハト」は日本名、それ風かどうかは定かではありません。
1999年以前はアメリカ海軍が名前をつけていて、カスリーン(キャサリン)とかジェーン、(日本で死者・行方不明者5,000人の最大被害を出した伊勢湾台風はヴェラ)など女性の名前を付けていたのですが、女性団体から抗議が入って男女の名前交互に変えたそうです。気持ちはわかりますけどね。
その台風のエネルギーなんですが、なんとびっくりの1018ジュール、広島型原爆の1800個分のパワーだそうで、エネルギーとしては地震よりも大きいらしいです。実は熱帯低気圧は元々暖められた水蒸気なので太陽エネルギー(熱量)なんですね。デカいです。
地震と台風、日本という国は美しい四季と豊かな自然、温泉などに恵まれている反面、地球の自然の最も過酷な部分もあるということですね。また、この強烈な台風パワーを発電に利用できないかというプロジェクトもあるらしいので、日本人のたくましさに恐れ入る気持ちです。
共感シアターも、日本に瞬間最大風速をどんどん吹かせる“台風シーズンの到来”を目指しております。何卒よろしくお願いします。
今回、台風のことを調べていて、その名前が(実はハリケーンもそうですが)元々女性だったということに大きな示唆を受けました。瞬間最大風速を生み出すのは女性の熱量(エネルギー)なのかもしれませんね。
たんす屋(共感シアタースタッフ)
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