調査レポート

映画ファンが注目！2024年公開映画ランキング

2024-01-10更新

KIQ REPORTでは2023年11月22日（水）～29日（水）に、全国15歳～69歳の男女809人の映画ファン（半年に1本程度劇場で映画鑑賞する人）を対象に「注目している、2024年公開予定の映画」について聞いてみました。
結果はこちらです！

みごと１位に輝いたのは…
『名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）』（4月12日公開）でした！
10～40代の各年齢層で1位を獲得し、男女を問わず圧倒的な人気度を見せつける結果となりました。今や国民的アニメの代表格であり、毎年新作が公開される度に大ヒットを記録する「名探偵コナン」シリーズですが、今年も多くの方がいまから公開を待ち望んでいるようです。また、1月5日からは新規映像とともにおくるテレビシリーズの特別総集編『名探偵コナン vs. 怪盗キッド』も公開中のため、今年の前半はコナン旋風が巻き起こりそうですね！

２位は、『ゴールデンカムイ』（1月19日公開）です。
山崎賢人さんが主演を務める本作は、シリーズ累計発行部数2600万部を突破する野田サトル氏による大人気コミックの実写版です。女性からはコナンに次いで２位の注目度となりました。年齢別では50代で1位、60代では３位を獲得。コミック読者層と比べると少し意外な感じもしますが（※参照記事https://animageplus.jp/articles/detail/33442）、中高年層を中心に注目が集まっているようです。

同率３位には洋画大作の『デューン砂の惑星PART2』（3月15日公開）と『猿の惑星／キングダム』（初夏公開予定）がランクイン。
ハリウッドの人気若手俳優であるティモシー・シャラメが主演を務める『デューン砂の惑星PART2』は、50代以上から注目を得ており、60代では１位という結果でした。女性からの得票がやや多く、近年の女性を中心としたティモシー・シャラメ人気が動員にどこまで影響するか注目です。
『猿の惑星／キングダム』は、名作シリーズの最新章です。投票時点では特報しか解禁されていないにも関わらず上位に入ってくるとは、今年公開される洋画大作の中でも相当注目度が高いようです。性別でみると圧倒的に男性から票を得ており、『名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）』に次いで2位を記録しました。

ベスト５にランクインした作品をジャンル別に見てみると、邦画アニメと洋画実写が３作品ずつランクインしており、邦画実写でランクインしたのは『ゴールデンカムイ』の１作品のみとなりました。若年層では邦画アニメ作品、一方の中高年層では洋画実写作品が多くランクインしており、年齢層による特徴が明確に現れました。

また、性別で見てみると、女性のベスト５の中には『ある閉ざされた雪の山荘で』（1月12日公開）や『帰ってきたあぶない刑事』（5月24日公開）など邦画実写４作品がランクインしていました。昨年に引き続き、今年も邦画実写で多くのヒット作が誕生することを期待したいですね！
一方で、男性のベスト５の中には『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」（1月26日公開）、『映画ドラえもんのび太の地球交響楽』（３月1日公開）など邦画アニメが３作品ランクイン。今年もまだまだアニメの人気は衰えなさそうです。

最後に、お気づきかもしれませんが、全体のランキングにランクインした作品のうち、『ゴールデンカムイ』以外は全てシリーズ作品となっていました！今回は自由回答で調査したため、調査時点で作品情報が多く出ている近日公開作品が多くランクインする結果となりましたが、やはりシリーズ作品はすでに作品認知度があり、さらに前作から作品の雰囲気が想像つきやすい分、期待も高まるのでしょう。昨今はシリーズ過去作品を配信で気軽に鑑賞できるため、そういった点もシリーズ作品の大きな強みになっています。

今年はどんなヒット作が誕生するのか…、楽しみですね！

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