調査レポート
タイアップ施策は効果があるの?
映画宣伝において、映画以外の企業や店舗、団体などとのタイアップを検討することも多いのではないでしょうか。作品内容やターゲットと親和性の高い企業やサービスとタッグを組むことで、通常の映画宣伝だけではリーチできない客層にも作品を認知させることが期待されます。
では、実際に企業とのタイアップによって映画作品を知る人はどれくらいいるのでしょう?
KIQ REPORTでは、全国15歳以上の男女10,146名の映画ファン(半年に1本以上劇場で映画鑑賞をする人)にアンケートを実施。映画タイアップの効果について調査しました!
タイアップ施策は、映画にも企業にも効果あり!
「企業やお店、団体等とのタイアップをきっかけに、映画作品を知ることがある」か聞いたところ、映画ファンの32%が該当しました。とくに10~40代に効果が高いようです。
また、映画鑑賞頻度の高いヘビー層(月に1本以上劇場で映画鑑賞する人)では、約半数がタイアップをきっかけに映画作品を知ることが分かりました。
実際に劇場に足を運ぶ人たちが企業タイアップをきっかけに作品を認知しているというのは、映画にとって大きなメリットですね。
タイアップは、映画にとってはもちろんのこと、相手企業にとってもメリットがなければなりません。
続いて、「映画作品とのタイアップをきっかけに、企業やお店、団体等を知ることがある」かも聞いてみました。
映画ファンの36%が該当し、こちらも10~40代の効果が高い結果となりました。
全体的にタイアップによる映画作品認知より、企業認知のケースの方がやや高いですが、映画と企業双方にとってほぼ同程度の効果っと言って良いでしょう。
映画は、公開前の数か月に集中して宣伝を行うことが多く、短期間で作品認知と鑑賞意欲を上げるべく、あらゆる手段を尽くします。そのひとつとして、作品内容やターゲットに合った企業やサービスの力を借りることはとても心強いものです。
一方で、企業側にとっても、映画のように短期間で大量投下される情報に自社の名前が乗っていくのは、ほかのサービスにはない魅力になります。
双方にとって効果的なタイアップで相乗効果を図っていきたいですね。
【調査概要】
調査時期:2023年7月20日〜2023年7月27日
調査対象:計10,146名 (15歳~69歳の男女)
調査手法 :インターネット調査(FastAsk利用)
調査定義:映画ヘビーファン=月に1本以上劇場で映画鑑賞する人/映画ミドル=2~3ヶ月に1本程度劇場で映画鑑賞する人/映画ライトファン=半年に1本程度劇場で映画鑑賞する人
※本調査に関するフルレポートおよびコンサルタントもご提供可能です。ご希望の方はこちらまでご連絡ください。
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