調査レポート
映画館にこだわりがあるのはどの層?
今回のKIQ REPORTでは、全国の15歳以上の男女9,483名の映画ファン(半年に1本以上劇場で映画鑑賞をする人)を対象に、【映画館】に関する意識調査を行いました。
性年代別での分析に加え、劇場での映画鑑賞頻度ごとに、ヘビーファン(月に1本以上)、ミドルファン(2~3ヶ月に1本程度)、ライトファン(半年に1本程度)の3タイプに分けた比較もみてみましょう。
男性30-40代は、映画館の“スペック”に対するこだわりが強い!
まずは、映画は誰かと一緒に見る方が楽しいか?という質問では、「あてはまる」が約半数を占めました。男女ともに10~20代では約60%に達し、30代以上を10ポイント以上上回る結果に。若い人ほど映画鑑賞を他者と共有し、体験・イベント的に捉えている様子がうかがえます。また、映画鑑賞区分別に見ると、コア~ライトまであまり差がない点も特徴でしょう。
続いて、映画はなるべくスクリーンで見たいか?という質問です。映画ファン全体の64%が「あてはまる」と回答しました。男女ともに50~60代の中高年層が高い反応を示し、スクリーンへのこだわりの強さが感じられます。また、映画鑑賞区分別に見ると、コアでは79%に達し、鑑賞頻度による差がしっかり現れ、映画はスクリーンで見るものとの強い意識が感じられます。
最後に、映画館の設備にこだわりがあるかについても聞いてみました。「あてはまる」と答えたのは34%。男性が女性を10ポイント近く上回り、男性30~40代が映画館の“スペック”に対するこだわりのある人もっとも多いようです。映画鑑賞頻度別に見ると、コア層の59%に対して、ライト層は21%にとどまり、こだわりの差が顕著に現れました。
次回は、特典に関する調査をレポートします!
調査対象:計9,483名 (15歳以上 男女)
調査定義:映画ヘビーファン=月に1本以上劇場で映画鑑賞する人/映画ミドル=2~3ヶ月に1本程度劇場で映画鑑賞する人/映画ライトファン=半年に1本程度劇場で映画鑑賞する人/映画ノン=年1回程度劇場で映画鑑賞する人
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