データでヒット予報

【データで週末ヒット予報!】ピクサー作品、夏公開アニメ映画の興収は?

2024-07-30更新

過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!

インサイド・ヘッド2 2024年8月1日公開

監督:ケルシー・マン
声の出演:エイミー・ポーラー、マヤ・ホーク、ケンジントン・トールマン
配給:ディズニー

人間が抱く「感情」たちの世界を舞台に描き、2016年に第88回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞したディズニー&ピクサーのアニメーション映画『インサイド・ヘッド』の続編となる本作。主人公の少女・ライリーが高校入学という転機を迎え、頭の中で彼女の幸せを子どもの頃から見守る擬人化された5つの感情たちの前に、新たな4つの大人の感情が現れ、感情の嵐が巻き起こる姿を描く。

インサイド・ヘッド2 関連作品の興収は?

さっそくシリーズ過去作品からみていきましょう。

2015年の同じ時期にシリーズ1作目となる『インサイド・ヘッド』が公開され、日本では40.4億円の大ヒットを記録しました。そして2作目となる本作ですが、日本での公開を前にすでに世界では歴史的記録を樹立していることをご存知でしょうか? 全米はじめ世界各国では6月14日から公開され、世界興収が2245億円(7/25日時点)を超え、『アナと雪の女王2』(19)を抜いてアニメーション映画史上最大のヒット作となっています。世界の勢いに乗って、日本でも前作の興収を上回る記録的大ヒットが期待できそうです!

続いて、まさしく今もっとも勢い付いているピクサー・アニメーション・スタジオ作品(過去10年)を見ていきましょう。

ピクサー作品といえば、オモチャや頭の中など、奇想天外な設定のなか個性豊かなキャラクターたちが登場し、現実で起こる社会問題や個人が抱える問題に触れる感動作が多い印象です。ファミリー映画でありながら、夢やシンデレラーストーリーのようなキラキラとした世界を描かないのが、ピクサー作品の特徴です。興収を見てみると、人気シリーズ『トイ・ストーリー4』(19)が100.9億円の特大ヒットを記録するなど、人気の強さを感じます。その時、その時代にリンクした物語を生み出すからこそ、ピクサー作品は幅広い世代から愛されているのではないでしょうか。「感情」という人類が日々向き合わなければならないものを真正面から描いた本作もきっと、多くの人の心に刺さること間違いありません。

最後に、夏休みに公開されたシリーズアニメ作品(過去10年)をチェック!

夏休みは、映画も家族全員で楽しめるアニメ作品や大作邦画・洋画がズラリと並んで公開されますよね。特に近年のアニメ作品は興収30億円を超える作品が多く並び激戦です。今夏も『怪盗グルーのミニオン超変身』が大ヒットスタートをきっており、この後も『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』や『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』など人気シリーズ作が続々と公開。競合に並ぶなか、本作は果たしてどれほどヒットするのでしょうか。楽しみです!

映画は今週公開です。

 

※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
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