データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】ゼンデイヤ出演作、スポーツを題材にした映画の興収は?
過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!
チャレンジャーズ 2024年6月7日公開
監督:ルカ・グァダニーノ
出演:ゼンデイヤ、ジョシュ・オコナー、マイク・フェイスト
配給:ワーナー・ブラザース映画
『君の名前で僕を呼んで』『ボーンズ アンド オール』のルカ・グァダニーノ監督が、『DUNE デューン砂の惑星』『スパイダーマン』シリーズのゼンデイヤを主演に迎えて、地位も名声も手にしたテニス界のスター選手と、彼女の虜になった親友同士の二人の男の10年以上にわたる愛の物語を描いたストーリー。
チャレンジャーズ 関連作品の興収は?
物語の主人公は、二人の男を同時に愛するテニス界の元スター選手タシ・ダンカン。演じたのは、若きハリウッドスターのゼンデイヤです。
まずは、ゼンデイヤの出演作品を見ていきましょう。
ディズニーチャンネルのテレビシリーズ「シェキラ!」(10)で主人公の一人に抜擢されブレイクし、その後ハリウッドを代表するスターとなったゼンデイヤ。両手に収まるほどの映画出演本数でありながら、最新作で興収42.5億円を記録した『スパイダーマン』シリーズや、ティモシー・シャラメ主演の映画『DUNE デューン 砂の惑星』シリーズなど世界中で人気の作品に出演されており、引っ張りだこなことが分かりますね!日本では、興収52.2億円の大ヒットを記録したヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』で空中ブランコ乗りのアン・ウィーラー役を演じ、知名度を一気に上げました。
また、人種差別問題やLGBTQ +などの差別や偏見をなくすための活動に熱心に取り組んでいることでも知られ、彼女の言動に注目されている方も多いのではないでしょうか。俳優だけでなくモデルやシンガー、活動家としても活躍するゼンデイヤが、本作では二人の男性を翻弄するやり手のヒロインを力強く愛らしく演じています。今までとは一味違うゼンデイヤを見ることができそうですね!
本作は、男女の三角関係を描く恋愛作品でありながらプロのテニスプレイヤーを描いたスポーツ映画でもあります!
そこで、スポーツを題材にした映画(2010年以降)を見ていきましょう。
洋画、邦画ともにスポーツを題材にした作品はこれまで多く描かれてきました。洋画では、興収14.7億円を記録した『リアル・スティール』(11)や『ドリームプラン』(23)など、スポーツをきっかけに家族の絆や再生を描く作品が多い傾向なのに対し、邦画では、興収14.9億円を記録した『ミックス。』(17)や『春待つ僕ら』(18)など、スポーツと並行して主人公の恋愛模様を描く作品が多くあります。そのような傾向があるなか、本作ではテニスというスポーツを軸に男女三人の恋愛を真正面から描きます!本作によって、洋画の新たなジャンルを確立するのではないでしょうか。これまでスポーツ×恋愛を邦画で親しんできた人の動員も期待できそうです!
最後に、本作のメガホンをとったルカ・グァダニーノ監督の作品を見てみましょう。
ルカ・グァダニーノ監督の作品で大きな話題となったのが、今やハリウッドを牽引する若手トップスターとなったティモシー・シャラメが世界的ブレイクを果たすきっかけとなった『君の名前で僕を呼んで』(18)です。この作品で、第90回米アカデミー賞において作品賞、主演男優賞を含む4部門にノミネートされ脚色賞を受賞、さらにティモシー・シャラメと再びタッグを組んだ『ボーンズ アンド オール』(23)では、人喰いの若者たちの恋を描き、ヴェネチア国際映画祭の銀獅子賞を受賞しています!
全世界から注目を集めるゼンデイヤと、近年数々の賞を受賞しているルカ・グァダニーノ監督。二人が初めてタッグを組んだ本作はどのような結果になるのでしょうか、楽しみですね!
映画は今週公開です。
※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
(C)2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. (C)2024 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. All Rights Reserved.
COMMENT
コメントをするにはログインが必要です。不明なエラーが発生しました