データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】石原さとみ出演作品、スターサンズ作品の興収は?
過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!
ミッシング 2024年5月17日公開
監督:吉田恵輔(※吉田恵輔の「吉」は、正式にはつちよし)
出演:石原さとみ、中村倫也、青木崇高、森優作 ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
『空白』『ヒメアノ〜ル』の吉田恵輔監督が、石原さとみを主演に迎えてオリジナル脚本で挑んだヒューマンドラマ。愛する娘の失踪により、失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿をリアルかつ繊細に描く。
ミッシング 関連作品の興収は?
2022年の出産後、1年9ヶ月ぶりの芝居に臨んだ石原さとみさん。愛娘が失踪したことをきっかけにマスコミと世間の声に翻弄される母親・沙織里を演じています。
まずは、石原さとみさんの出演作品(2015年以降)を見ていきましょう。
2015年以降の出演作品すべてが10億円を超えるヒットを記録しています!特に、2016年に公開され、興収82.5億円の大ヒットを記録した『シン・ゴジラ』では、政治家たちと英語でやりとりをするバリキャリ女性の役で強烈なインパクトを残しました。また、興収17.2億円を記録した『そして、バトンは渡された』(’21)では、自由奔放に生きるシングルマザーの女性を演じ、自身初の母親役となりました。
再び母親役に挑戦した本作では、これまでの華やかな印象の石原さんから一変し、体当たりな演技を披露しており、公開前から大きな話題となっています!石原さんの新境地を一目見たいと期待されているファンも多いのではないでしょうか。
続いて、主人公・沙織里たち家族に密着取材を続ける地元テレビ局の記者・砂田を演じた中村倫也さんの出演作品を見ていきましょう。
過去5年を遡ってみましたが、毎年2作品以上の映画に出演し、’20年と’21年にはそれぞれ4作品に出演するなど、話題作への出演が途切れない中村さん。昨年公開し興収13.7億円を記録した『沈黙の艦隊』(’21)でも、出演時間はわずかでありながら物語を動かす重要な役どころを演じ、確かなインパクトを残しました。幅広い役を演じ演技力にも定評がある中村さんですが、本作では、マスコミという立場で葛藤する記者を演じています。
さて、本作は多くの話題作を手掛ける映画会社・スターサンズが企画しました。そこで、主なスターサンズ作品(劇映画)を見てみます。
日本アカデミー賞3部門を受賞し、映画界での話題を総なめにした『新聞記者』(’19)をはじめ、菅田将暉さんが日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した『あゝ荒野』(‘17)など、賞レースでも存在感を放つ作品を手掛けてきました。社会性と娯楽性が合わさったスターサンズ作品のファンもいるのではないでしょうか。2020年以降も『MOTHER マザー』『ヤクザと家族The Family』『ヴィレッジ』『月』と躍動し続けているスターサンズ映画。本作にも期待が高まります!
最後に、メガホンを取った“人間描写の鬼”吉田恵輔監督の作品をチェック!
映画は今週公開です。
※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
(C)︎2024「missing」Film Partners
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