過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する“データで週末ヒット予報”。今回はこちら！

デューン 砂の惑星 PART2　2024年3月15日公開

監督：ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演：ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン　他
配給：ワーナー・ブラザース映画

『メッセージ』『ブレードランナー2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がフランク・ハーバートのSF小説を映画化した『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編。
砂の惑星デューンで繰り広げられたアトレイデス家とハルコンネン家の戦い。ハルコンネン家の陰謀により一族を滅ぼされたアトレイデス家の後継者ポール（ティモシー・シャラメ）は、砂漠の民フレメンのチャニ（ゼンデイヤ）と心を通わせながら、救世主として宇宙の未来を賭けた戦いへ向かう。

デューン 砂の惑星 PART2　関連作品の興収は？

2021年に公開された前作『DUNE/デューン 砂の惑星』は全世界で興収4億ドルを超える大ヒットを記録し、同年の米アカデミー賞では撮影賞、美術賞、作曲賞、編集賞、視覚効果賞、音響賞の６冠に輝きました。日本国内では興収7.6億円をあげています。

ちなみに、昨年末KIQ REPORTで調査した、映画ファンが注目している2024年公開映画ランキングでは、本作が3位にランクイン！アンケート調査では女性からの得票がやや多く、近年の女性を中心としたティモシー・シャラメ人気が、興収10億円に届くのキーポイントかもしれません。

そこで、ティモシー・シャラメ出演作品をチェックしてみましょう。

昨年末に公開し、ティモシー・シャラメが主演を務めた『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』はオープニング３日間で4.1億円の興収をあげており、興収23億円を突破しています。当作のプロモーションでの初来日では熱狂的なファンに出迎えられ、数々のメディアやSNSでも大きな話題となったのは記憶に新しいところ。

また、映画ファンに2024年の活躍を期待する俳優・女優を聞いたKIQ REPORT調査（2024年活躍が期待される俳優・女優ランキング）では、海外俳優があまり挙がらなかった中、ティモシー・シャラメはあと一歩でTOP5入りするほどの注目を集めました！　“ディカプリオの再来”とも言われるティモシーは、現在、日本国内で最も注目度の高い海外俳優といえるのではないでしょうか。過熱するティモシー人気が本作の動員にどこまで影響するのか、要注目です！

そして本作のメガホンをとったのは、前作に引き続き、SF監督として映画ファンの間で熱烈な支持を得るドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。
最後に、過去10年のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品を見てみましょう。

『ブレードランナー 2049』が興収12億円のヒット作となっています。同作はSF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編として大きな期待がかかりましたが、ヴィルヌーヴ監督はオリジナルのイメージを崩さずに圧倒的な映像美で観客を魅了し、米アカデミー賞撮影賞、視覚効果賞を受賞しました。
また “絶対に映像化不可能”といわれたSF小説の映画化を見事に実現した『メッセージ』（興収6億円）では、米アカデミー賞作品賞・監督賞を含む８部門にノミネートされました。

本作の原作であるフランク・ハーバートのSF小説「デューン／砂の惑星」は、かのアレハンドロ・ホドロフスキー版はじめ、何度も映像化企画が頓挫していた中、ヴィルヌーヴ監督が前作『DUNE/デューン 砂の惑星』でついに映画化を成功させ、その圧倒的な世界観と壮大な映像で多くの映画ファンを虜にしました。

前作からスケールアップし、物語もクライマックスを迎える本作では10億円越えのヒットを期待しましょう！

映画は今週公開です。

※情報提供：プレコグ
※赤字＝興収10億円以上
(C)2023 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved