データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】テレビドラマの映画化作品、ファミリーサスペンス映画の興収は?
過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!
映画 マイホームヒーロー 2024年3月8日公開
監督:青山貴洋
出演:佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平、宮世琉弥
配給:ワーナー・ブラザーズ映画
累計発行部数370万部突破した人気コミック「マイホームヒーロー」。愛する娘のために反社会勢力の一人を殺した父親が、全力で殺害を隠蔽するクライムサスペンスである本作は、2023年4月にテレビアニメ化され、さらに同年にはテレビドラマと映画が同時製作された。映画では、ドラマ最終回から7年後を描き完結を迎える。
映画 マイホームヒーロー 関連作品の興収は?
2023年10月にTBS系で放送された連続ドラマ「マイホームヒーロー」(MBS深夜0:59/TBS深夜1:28放送)の完結編となる劇場版となる本作ですが、近年、人気ドラマが映画化されるケースが増えており、ヒット作も多い印象です。そこでまずは、テレビドラマが映画化した作品を見ていきましょう。
◎テレビドラマの映画化作品(過去3年)
過去3年間の映画化作品を見てみると、2023年=6作品、2022年=8作品、2021年=8作品と片手では収まらない数のテレビドラマが映画化されていることがわかります。
昨年公開された『ミステリと言う勿れ』『劇場版TOKYO MER』は興収45億円を超える大ヒットを筆頭に、『沈黙のパレード』『99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE』は興収30億円を記録するなど、人気ドラマの映画化はヒット作が多く出ていますね。
深夜枠ドラマの映画化作品では『劇場版 きのう何食べた?』が興収14億円のヒットを記録しています。
テレビドラマの映画化は、ドラマのヒットを受けて製作されることがほとんどで、ドラマを観ていた多くの視聴者と新規層の集客により、全体的に好成績を収める作品が多くあります。しかし本作は、ドラマ化と映画化が同時に発表されるという異例の試みとなりました。2023年4~6月にアニメ放送、同年10~12月にドラマ放送、そして2024年3月に映画公開、とスパンが空かないことでファンが離れないというメリットもありそうですが、興行にどのような影響を及ぼすが注目しましょう。
続いて、本作の主要キャスト3名の出演作をチェックしてみます。
まずは、主人公・鳥栖哲雄を演じる佐々木蔵之介さんの出演作品です。
◎佐々木蔵之介さん出演作品
米アカデミー賞に邦画初の視覚効果賞にノミネートされるなど快挙が続く話題作『ゴジラ-1.0』に出演していることも記憶に新しい佐々木さん。硬派な作品からコメディ作品まで幅広いジャンルで活躍されています!また、毎年多くの作品に途切れることなく出演されており、日本の映画作品に欠かせない存在となっていますね。本作は『嘘八百』シリーズ以来の主演作ということで、新たな表情をスクリーンで見られるのが楽しみです!
次に、高橋恭平さんと齋藤飛鳥さんの出演作品も見ていきましょう。
お二人といえば、高橋さんはなにわ男子、齋藤さんは乃木坂46とそれぞれ絶大な人気を誇るアイドルグループのメンバーとして活躍されていますよね!
◎高橋恭平さん出演作品
◎齋藤飛鳥さん出演作品
お二人とも映画への出演は少ないですが、高橋さんは単独初主演を務めた映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』では、興収10億円を超えるヒットを記録しています!学校中の女子を虜にするイケメン高校生を好演した高橋さんが本作では一変、険しい顔でタバコを咥えた姿を見せるなど半グレ集団のリーダー格を熱演されています。また斉藤さんは、若者を中心にヒットした今年放送のドラマ『いちばん好きな花』に多部未華子さん演じる主人公・ゆくえの妹役で出演するなど、女優としても活躍しています。本作では、刑事として家族への愛情を抱きながらも父・哲雄を追い込んでいく複雑な役柄に挑戦しています。普段のキラキラしたオーラを消したお二人の姿に、ファンの皆さんも驚きと期待が大きいのではないでしょうか。ドラマシリーズのファンに加えて、アイドル活動を応援しているファンの集客も期待できそうな本作は、男女問わず若い世代からの支持も得そうです!
最後に、本作は家族を舞台にしたサスペンス作品ということで、ファミリーサスペンス(邦画)をチェック!
映画は今週公開です。
※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
(C)2024映画「マイホームヒーロー」製作委員会
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