データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】ティモシー・シャラメ出演作、洋画ファンタジー作品の興収は?
過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!
ウォンカとチョコレート工場のはじまり 2023年12月8日公開
監督:ポール・キング
出演:ティモシー・シャラメ、ヒュー・グラント、キャラ―・レイン 他
配給:ワーナー・ブラザース映画
ティム・バートン監督×ジョニー・デップ主演の大ヒット作『チャーリーとチョコレート工場』で有名な工場長・ウィリー・ウォンカのチョコレート工場誕生の秘話を描いた本作。
母と夢見た世界一のチョコレート店を作るべく、一流の職人が集まる町へやってきたウォンカは、“魔法のチョコレート”で多くの人々を魅了した。しかし、彼の才能に嫉妬する者たちも。ウォンカは邪魔をされながらも仲間たちと夢を叶えようとする。
ウォンカとチョコレート工場のはじまり 関連作品の興収は?
2005年に公開された『チャーリーとチョコレート工場』は、興収50億円の大台を突破する大ヒットを記録しました。
ちょっぴり不気味な独特のキャラクターと、ユニーク溢れるチョコレート、予想を超える世界観に日本中が虜になりましたよね。本作は『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚を描くので、初動は同作のファンが大きな割合を占めるでしょう。18年も前の作品なので映画館以外で観た人も多そうです。
過去にテレビ放送された際の視聴率も見てみましょう。
これまで、6回テレビで放送がされており(いずれも地上波21時台OA)その内5回が視聴率10%を超えています。
直近の2022年の放送は視聴率7.1%でしたが、これはすでにメジャーな動画配信サイトで配信されている影響でしょう。今もなお愛され続けている『チャーリーとチョコレート工場』の人気から、本作もヒットの予感がしますね。
では『チャーリーとチョコレート工場』を知らない人たちは、何をきっかけに見に来るのでしょうか。
まず予想されるのが、本作で主人公・ウォンカを演じる、今世界で絶大な人気を誇るティモシー・シャラメです。
早速、ティモシー・シャラメ出演作品を見ていきます。
作品の公開規模もあり、興収の数字は控えめではありますが、美しいルックスと確かな演技力、唯一無二な存在感で世界中を魅了したティモシー・シャラメは、『君の名前で僕を呼んで』のエリオ役で第90回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ一躍トップ俳優となって以降、出演作が途切れることなく公開されていますね。これまでエリオのような繊細な心を持つ青年からプリンス、さらには人喰いまで幅広い役柄を演じていますが、本作では演技だけでなく歌と踊りも披露しているそうです。先日の来日イベントも大きな盛り上がりを見せており、本作を楽しみにしているファンも多いのではないでしょうか。
そして、夢と魔法に満ちた世界を描いた本作は、洋画のファンタジー作品が好きな人も楽しめそうです。
続いて、洋画ファンタジー大作(過去10年)をチェックしてみます。
『ファンタスティック・ビースト』などのシリーズ作品が人気である一方で、『プーと大人になった僕』(興収24.3億円)や『オズ はじまりの戦い』(興収17.8億円)など単発のファンタジー作品も10億円を超えるヒットを記録していますね。本作は『ハリー・ポッター』シリーズのプロデューサー、デヴィッド・ハイマンが手掛けたことも大きく打ち出されています。『チャーリーとチョコレート工場』に関わらず、ファンタジー大作としても動員が期待できそうです!
今年の冬休みに公開される映画の中でも洋画大本命とされている本作ですが、最近の冬休み映画はどのくらいヒットを記録しているのでしょうか。
最後に、近年冬休みに公開された洋画実写作品を見ていきましょう。
2015年以降に公開された洋画大作のなかで、過半数を大きく超える13作品が10億を超えるヒットをしており、さらに4作品が50億円の大台を超える突破する大ヒットを記録しています。本作もヒットを期待しましょう!
映画は、今週公開です。
※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
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