調査レポート

「ハリー・ポッター」シリーズ 好きになったきっかけは?

2023-06-29更新

「ハリー・ポッター」のスタジオツアー施設ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッターがオープンしたことに伴い、KIQ REPORTでは「ハリー・ポッター」シリーズのパワー・特徴を探るべく、全国15歳以上の男女757名の映画ファン(半年に1本以上劇場で映画鑑賞をする人)を対象にアンケートを実施。

全4回にわたり、「ハリー・ポッター」とは何か?を探っています。
1回目は、「ハリー・ポッター」シリーズの鑑賞者について、2回目は、ファン層イメージについて分析しました。

3回目となる今回は、好きになったきっかけなど関連コンテンツについて、掘り下げていきます。

★人気の理由に迫る!「ハリー・ポッター」シリーズ 鑑賞者分析
★洋画大ヒットシリーズで比較!「ハリー・ポッター」シリーズのファン層とイメージは?

 

好きになったのは「映画」きっかけが圧倒的!

 

まずは、シリーズを好きになったきっかけについてです。

「映画」が合計77%と大半を占めました。
何で見たのかをみてみると、「劇場鑑賞」は43%を占め、性・年代による差はあまりありません。「テレビ」と「DVD・BD」も合わせて32%を占め、10-20代では40%以上に達しています。シリーズ完結から約10年が経過していますが、テレビ放送等を通じたファンの継続的な獲得が大きな強みです。

一方、書籍(原作小説)がきっかけの人は23%にとどまりましたが、男女30-40代と女性50-60代では約3割を占めています。

 

 

 

 

 

原作を読んだことがあるのは、男女30-40代で40%以上!

次に関連コンテンツの接触状況を見てみましょう。

「ハリー・ポッター」シリーズは原作小説から人気に火が点きましたが、 「原作小説」を読んだことがある人は映画ファンの37%原作の刊行当時、“若者”だった女30-40代にもっとも多く、40%以上に達しています。

また、「USJのアトラクション」は29%が行ったことがあると回答し、男女10-40代では30%以上を占めました。
一方、「グッズを集めている」については12%にとどまり、マーチャンダイジングはあまり強くないようです。

ハリー・ポッターシリーズの関連コンテンツの状況を見てみましたが、原作小説の読者は少なくないものの、グッズやキャラクターへの広がりがあまりありません主役は映画と思わせる結果となりました。

 

 

 

 

 

【調査概要】
調査時期:2023年5月11日(木)〜2023年5月18日(木)
調査対象:計757名 (15歳~69歳の男女)
調査手法 :インターネット調査(FastAsk利用)
調査定義:映画ヘビーファン=月に1本以上劇場で映画鑑賞する人/映画ライトファン=半年に1~3本程度劇場で映画鑑賞する人

※本調査に関するフルレポートおよびコンサルタントもご提供可能です。ご希望の方はこちらまでご連絡ください。

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