過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する、“データで週末ヒット予報”。今週は、ひと足早めに来週公開のこちらの映画をピックアップ！

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト　2023年5月19日全国公開

監督：ルイ・ルテリエ
出演：ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ジェイソン・モモア、ナタリー・エマニュエル
配給：東宝東和

全世界累計興収9000億円を突破した、ド迫力なアクションが魅力の『ワイルド・スピード』シリーズの最新作。10作目となる本作では、未だかつてないほどの破壊的な敵であるダンテ(ジェイソン・モモア)が現れます。果たして、ドミニクはファミリーを守れるのか⁉ファミリーの運命は⁉

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト　関連作品の興収は？

早速、『ワイルド・スピード』シリーズ作品の成績をみてみましょう。

〇シリーズ作品

〇スピンオフ作品

前作の『ワイルド・スピード　ジェット・ブレイク』は興収36.7億円を記録し、2021年の国内洋画No.1ヒットとなりました。ほとんどの作品で前作を超える興収を記録しており、最新作を公開する度に新たなファンを獲得しているようです。22年も続くシリーズであることからも、根強い固定ファンの存在も伺えるため、本作も前作を超える大ヒットとなることが期待できそうですね！

「ワイルド・スピード」といえば、原点であるストリートレースをはじめとするド派手なカーアクションが見どころの一つです！そこで、2014年以降公開されたカーアクション映画（洋画）の成績をみてみます。

カーアクションというジャンルで見てみると、ヒット作はそれほど多くはないようです。興収10億円を突破した『ジェイソン・ボーン』（2016）と『マッドマックス　怒りのデス・ロード』（2015）は本作と同様にシリーズ作品であるため、カーアクションに加えてシリーズ作品ならでの魅力（お馴染みのキャラクターや、世界観）があるとヒットしやすい傾向にあるのかもしれません。本作でも、ド派手なアクションに加え “ファミリー”の運命と絆にも期待しているファンが多いようです。

最後に、本作で主演を務めるヴィン・ディーゼルの過去の主演作品（2014年以降）をチェック！

ヴィン・ディーゼルといえば、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に登場するグルートの声を担当している人という印象が強いかもしれません。出演作品となると、間違いなく『ワイルド・スピード』シリーズが彼の代表作と言ってまちがいないでしょう。

アメリカでは、次作11作目で完結すると報じられており、シリーズ最終章に向けて“ワイスピファン”のボルテージも一層高まりそうですね！

映画は来週公開です。

※興行収入は一部、推定値を含む
※情報提供：プレコグ
※赤字＝興収10億円以上

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