データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】横浜流星主演作品、藤井道人監督作品の興収は?
今週末に公開する作品をピックアップし、過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する、“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!
ヴィレッジ 2023年4月21日全国公開
監督:藤井道人
出演:横浜流星、黒木華、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗 ほか
配給:KADOKAWA、スターサンズ
日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、昨年大ヒットした『余命10年』など多くの話題作を手掛ける藤井道人監督の最新作。「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を、圧倒的な映像美と世界観で描き、現代日本が抱える闇をあぶり出す衝撃のサスペンス・エンタテインメント。
ヴィレッジ 関連作品の興収は?
早速、主人公の優を演じた横浜流星さんの過去の主演作品をみてみましょう。
近年、様々なジャンルの映画に挑戦し、出演作は都度話題になってきました。昨年は3本もの主演作品が公開し、また昨年出演した『流浪の月』では第46回日本アカデミー賞で優秀助演男優賞を受賞。いま映画業界で注目されている若手実力派俳優といって間違いないでしょう。
今回横浜さんは、どこにも居場所を見つけられずに生きてきた青年が、自分とこの世界をつなぐ唯一の希望を守るため、ダークサイドに転じる姿をリアルに体現。これまでに公開された作品写真や映像からも、これまでに見たことのない横浜さんの表情が見られますね。本作ではロケハンから参加されていたそうで、本作への並々ならぬ思い入れが感じられます。既に本作を鑑賞したマスコミ関係者からは、横浜さんの覚醒した演技に絶賛する声が多く集まっているそうで、作品への期待も高まりますね!
次に、藤井道人監督の過去の成績をみてみます。
昨年公開された『余命10年』は興収29.7億円を記録する大ヒットなりました。藤井監督と言えば、日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した『新聞記者』(2019)など、数々の話題作を生みだしており、藤井監督の最新作に期待して劇場に足を運ぶ観客も多くいそうです。ちなみに、藤井監督と横浜さんはなんと本作が6度目のタッグ! 本作について「優という⼈物には流星⾃⾝が俳優として感じている迷いや怖れも反映されています。僕と流星がたくさん時間をかけて話し合った結果、優が生まれた」と語っており、旧知の仲で、お互いに切磋琢磨してきたお2人でなければ生み出すことができなかった唯一無二の作品となったようです。(KIQ REPORTでは、藤井監督と本作の宣伝プロデューサーを務めた石山さんにお話を伺ってきました!こちらの記事もチェック!▶【FRONTIER】「宣伝をこだわり尽くす」藤井道人 監督×石山成人 宣伝P スペシャル対談 ~前編~)
本作は同調圧力や格差社会など、現代日本が抱える闇をあぶり出す衝撃のヒューマンサスペンスです。
最後に近年公開されたヒューマンサスペンス映画(邦画)をチェック!
興収や作品規模に違いはあるものの、第46回日本アカデミー賞で最優秀作品賞をはじめ、数々の賞を受賞した『ある男』(2022)や、第45回日本アカデミー賞で優秀作品賞を受賞した『護られなかった者たちへ』(2021)など、評価が高い作品が多いようです。ヒューマンサスペンスは、鑑賞後に深く考えさせられたり、心に残ったりする作品が多いため、観客層は比較的年齢層が高くなる傾向があります。しかし、本作は主演を務めるのが横浜さんであることに加え、若者が共感する部分も多いストーリーとなっているようなので、動員の幅の広がりが期待されますね!
映画は、今週公開です。
※興行収入は一部、推定値を含む
※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
(C)2023「ヴィレッジ」製作委員会
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