データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】広瀬すず、櫻井翔の主演作品の興収は?
今週末に公開する作品をピックアップし、過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する、“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!
映画ネメシス 黄金螺旋の謎 2023年3月31日全国公開
監督:入江悠
出演:櫻井翔、広瀬すず、江口洋介 ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
天才的なひらめきで事件の真相を見抜く探偵のアンナ(広瀬すず)と、ポンコツだが人望に熱い探偵の風真(櫻井翔)が、様々な依頼に挑むヒットドラマ「ネメシス」が待望の映画化!監督を務めたのは、『22年⽬の告⽩-私が殺人犯です-』(2017)など、様々なサスペンス映画のヒットメーカーである入江悠監督。テレビでは描くことができなかった巨⼤な謎を、映画ならではのスケールで描いたミステリーエンタテインメントです。
映画ネメシス 黄金螺旋の謎 関連作品の興収は?
早速、本作でW主演を務めた、広瀬すずさんと櫻井翔さんの過去作品の成績をみてみましょう。
〇広瀬すず主演&ヒロイン作品
〇櫻井翔主演作品
広瀬さんは、数々の話題作に出演されており、その多くが興収10億円を超えるヒット作となっています。昨年公開された『流浪の月』では、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞し、3年連続での日本アカデミー賞受賞となりました。人気と実力を兼ね備えた広瀬さんには、映画ファンからも大きな期待を寄せられており(KIQ REPORT調査「2023年活躍が期待される俳優・女優ランキング」でも堂々の3位にランクイン!)今年1本目の主演映画となる本作にも注目が集まります!
一方の櫻井さんは、映画主演作品数は多くはないものの、なかでも本作同様、主演ドラマが映画化された『映画 謎解きはディナーのあとで』(2013)は興収32.5億円の大ヒットとなりました。広瀬さんとの映画共演は、2018年公開の『ラプラスの魔女』(興収13.8億円)以来となります。こちらも同じミステリー作品ということで、本作も10億円突破を期待したいところですね。
続いて、本作は、日本テレビ系列にて2021年4月から放送されたテレビドラマ「ネメシス」の劇場版です。本作と同じく、最近のテレビドラマの劇場版の成績をみてみましょう。
昨年は8本のドラマの劇場版作品が公開されました。そのうちの3作品が興収20億円を越え、『沈黙のパレード』は興収30億円の大ヒットなりました。テレビドラマの劇場版は、ドラマファンをどれだけ劇場に呼び込めるかが興収を左右し、それが成功するとかなりのヒットとなることが見込めそうです。本作は主演のお二人に加え、江口洋介さん、上田竜也さん、大島優子さん、橋本環奈さんなど、テレビドラマに引き続き、豪華な俳優陣たち出演するため、それぞれのファンの方がどれだけ映画館に足を運ぶかということも、興収に影響しそうです。
ちなみにKIQ REPORTでは、テレビドラマを映画化し昨年末大ヒットとなった『Dr.コトー診療所』の観客層分析をしました。その結果を踏まえると、人気ドラマの映画化作品では、普段映画館に足を運ばない層も動員できる可能性が高く、そのためには、彼らにとって有力な情報源となるTV番組での宣伝活動が重要になります。本作は日本テレビが製作幹事ということで、公開日前後の十分なテレビ露出量も期待できそうですね!
最後に、入江悠監督の主な過去作品をチェック!
『22年目の告白 私が殺人犯です』は興収24.1億円の大ヒットなりました。また興収10億円を記録した『AI崩壊』(2020)も近未来サスペンスのため、サスペンスを得意ジャンルとする監督が手掛けたということであれば、本作もヒットが期待できそうです!
映画は、今週公開です。
※興行収入は一部、推定値を含む
※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
(C)2023映画「ネメシス」製作委員会
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