調査レポート
一番観ている層は…? ドキュメンタリー作品の視聴状況
YouTubeや有料動画配信サービスの普及で、以前より世界各国のドキュメンタリー作品に触れる機会が多くなりました。近年はドキュメンタリー映画も話題作が多く、時の政治家に斬り込む社会派作品や人気ミュージシャンのライブ映画、誰も知らないニッチなテーマなど、幅広いジャンルを取り扱うのも魅力のひとつです。
今回KIQ REPORTでは、全国の15歳以上の男女783名の映画ファン(半年に1本以上劇場で映画鑑賞をする人)を対象に【ドキュメンタリー映画・番組】に関するインターネット調査を実施。
映像コンテンツを積極的に視聴する映画ファンは、ドキュメンタリー作品にどれほど親しみがあるのでしょうか?
1年以内にドキュメンタリー作品を視聴した人は85%!
映画ファンのうち、直近1年以内にドキュメンタリー作品を視聴した人は85%に達します。性別で比較すると男性がやや多く、男性30代以上は約90%に達し、他のセグメントを上回っています。映画ファン区分で見ると、コアファンでは89%に達しています。
「ドキュメンタリー作品を何で見ているか」という質問に対しては、地上波テレビが高く、すべてのセグメントで首位となりました。BS・CSの有料放送や無料放送を含めてテレビで視聴する人が多い結果となりました。
また、有料動画放送での視聴も約30%を占め、ドキュメンタリー視聴者の多い男性30-40代では約40%を占めています。ドキュメンタリー作品の視聴メディアとして積極的に利用されているようです。
また、映画館での視聴も約27%を占めますが、男性の32%に対し、女性は22%にとどまりました。他のメディアに比べて性別差が大きく現れているのが特徴といえます。
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【調査概要】
調査時期:2021年11月1日(月)〜2021年11月8日(月)
調査手法 :インターネット調査(FastAsk利用 )
調査対象:計783名 (15歳以上 男女)
調査定義:映画ヘビーファン=月に1本以上劇場で映画鑑賞する人/映画ミドル=2~3ヶ月に1本程度劇場で映画鑑賞する人/映画ライトファン=半年に1本程度劇場で映画鑑賞する人/映画ノン=年1回程度劇場で映画鑑賞する人
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