データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】週刊少年ジャンプ原作映画の興収は?
今週末に公開する作品をピックアップし、過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する、“データで週末ヒット予報”。今回は大人気テレビアニメの劇場版です。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の大ヒットコミックを原作とする、人気テレビアニメ「呪術廻戦」の劇場版。
2020年10月から2021年3月まで放送されたテレビアニメは、深夜アニメ枠ながら、高視聴率を獲得。定額制動画配信サービスの視聴者数ランキングでも約2カ月に渡って1位を記録し続け(※公式サイトより)、さらに原作コミックは、12月25日発売の18巻で、シリーズ累計発行部数は5500万部を突破。“ポスト「鬼滅の刃」”とも称され、いま最も注目を浴びているアニメ作品です。
その「鬼滅の刃」の劇場版『~無限列車編』は、2020年10月に公開され興収400億円を突破、日本歴代興行収入第1位の記録を塗り替えました。
ほかにも、「週刊少年ジャンプ」原作映画はヒット作が多いようです。
今年公開された『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』も約34億円の大ヒットを記録していますね。
ところで、アニメ映画に多いのが「入場者プレゼント」の配布です。『劇場版 呪術廻戦 0』は入場者へのプレゼントとして、小冊子「呪術廻戦 0.5 東京都立呪術高等専門学校」(通称0.5巻)が公開初日から合計500万人に配布されます。
これは、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』公開時に用意された入場者プレゼント、特製冊子「鬼滅の刃 煉獄零巻」の450万人分を上回ります。前述の『僕のヒーローアカデミア~』の入場者プレゼント数は150万人、『シン・エヴァンゲリオン』でも300万人という数字を見ても、今回の500万人という数字が本作への期待を物語っていますね。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のとき同様、今後何種類も入場者プレゼントが用意されるとなればリピーターの動員が確実に期待できますし、これから年末年始休暇を迎えるというのも最高のタイミングです!
興行成績に期待しましょう!映画は今週公開です。
(C)2021「劇場版 呪術廻戦0」製作委員会 (C)芥見下々/集英社
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