データでヒット予報

【データで週末ヒット予報!】漢字2文字の映画、吉岡里帆出演作品の興収は?

2024-11-26更新

過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!

正体 2024年11月29日公開

監督:藤井道人
出演:横浜流星、吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、松重豊、山田孝之ほか
配給:松竹

染井為人の同名ベストセラー小説を、今作で長編作品3度目のタッグとなる藤井道人監督、横浜流星主演で映画化。凶悪な殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた男が脱走。”5つの顔”を使いわけ、全国の各地で潜伏する彼の真の目的や、隠された真相とは–。

正体 関連作品の興収は?

染井為人のデビュー作である小説「正体」は、ミステリーとホラーの二大ジャンルを対象にした横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞し、2022年にはWOWOWプライムでドラマ化されました。

二回目の映像化となる本作で、主演を務めるのは横浜流星さんです。横浜さんと本作でメガホンを取った藤井道人監督は、『青の帰り道』(16)、『ヴィレッジ』(23)に続いて長編作品では3回目のタッグ。横浜さんは、クランクインから遡ること約3年もの間、藤井監督と脚本やセリフなどのやり取りをし、準備を進めてきた作品だそうで、本作は特に思い入れの強い作品であることが伺えます。

横浜さんと藤井監督の過去作品はこちらをチェック▶︎横浜流星主演作品、藤井道人監督作品の興収は?

本作で横浜さんは、日本中を震撼させた凶悪な殺人事件の容疑者として死刑判決を受け、脱走した鏑木を演じています。そんな横浜さんと本作で初共演を果たすのが、吉岡里帆さんです。
まずは吉岡里帆さんの出演作品(過去5年)を見ていきましょう。

正体 興行収入 吉岡里帆

2016年に放送されたNHK連続テレビ小説「あさが来た」で注目を集めた吉岡さんは、朝ドラ出演直後に民放連続ドラマに4クール連続でレギュラー出演を果たし大ブレイク。2022年に公開された吉岡さん主演作『ハケンアニメ』は、第46回日本アカデミー賞に最優秀主演女優賞を含む9部門にノミネートされるなど、高い評価を得ました。本作で吉岡さんは、横浜さん演じる鏑木に好意を抱き無実を信じる紗耶香を演じています。

作品がヒットする一つの理由に“映画タイトル”があると思います。数々の映画が公開する中で、漢字二文字のタイトルは潔くて、とても目立ちますよね。実は、本作の他にも多く存在します。そこで続いては、タイトルが漢字2文字の作品をチェックしてみましょう。

正体 興行収入 漢字2文字

興収38.5億円の大ヒットを記録した『告白』(10)や同年公開し興収19.8億円を記録した『悪人』(10)、さらに昨年23年に公開されカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞した『怪物』(23/21.5億円)など、硬派で重ためな作品が多い印象です。サスペンス・エンターテインメントである本作は、これまでの漢字二文字タイトル作品にはあまりなかったジャンルではないでしょうか。潔の良さと分かりやすさ、そして強烈なインパクトを持つ漢字二文字タイトルは、人々に関心と好奇心を大きく与えるはずです。タイトルの力でどこまで興収を伸ばすことができるでしょうか。期待しましょう。

本作は、死刑判決を受けた主人公が343日間に及ぶ逃走をし、彼の正体とは一体何かを突き止めていく物語です。
最後に、キャラクターの過去の秘密に迫る作品を見てみましょう。

正体 興行収入

映画は今週公開です。

※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
(C)2024 映画「正体」製作委員会

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