調査レポート
アニメファンに聞いた「オールタイムベストアニメ 」ランキング
- 今回KIQ REPORTでは、自分自身は熱心なアニメファンだと思う全国の男女15~69歳、379名に「⼈⽣で⼀番好きな⽇本のアニメ作品」を聞いてみました。
トップに輝いたのは、「週刊少年ジャンプ」で連載中、尾田栄一郎による大人気マンガ原作の「ONE PIECE」。TVアニメは今年25周年を迎え、2022年に公開した映画『ONE PIECE FILM RED』興収203.4億円を記録し、日本の歴代興行収入代6位に入りました。実写版「ONE PIECE」(Netflix)も世界的にヒットを記録し、続編の制作が決定しています。日本のみならず世界的にも大人気のアニメが、堂々の1位となりました。
続く2位は、同じく「週刊少年ジャンプ」で連載していた吾峠呼世晴による「鬼滅の刃」です。2021年に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の興行収入は400億円を突破し、日本の歴代1位を記録。さらに45の国と地域でも公開され、全米興行収入ランキングでも1位を記録する大ヒットとなりました。
「ONE PIECE」「鬼滅の刃」を含め「週刊少年ジャンプ」作品が多くランクインする結果となりました。これら2つの作品は幅広い世代から支持を集めていますが、年代による特徴があったのが、5位の「ドラゴンボール」と9位の「ハイキュー!!」です。
鳥山明よる人気マンガ「ドラゴンボール」は、子ども時代に同作を見て育った40代からの支持が突出しています。アニメ、映画だけではなくゲームも人気で、世界中にファンがいることも有名ですね。俳優のティモシー・シャラメや、サッカー選手のメッシなどファンを公言する著名人も多く、世界中で愛されています。連載開始40周年を記念して制作された新作アニメ「ドラゴンボールDAIMA」が放送中です。
一方、10~20代の若年層から支持を集めたジャンプ作品が、
高校バレーを題材にした「ハイキュー!!」です。今年2月に公開された『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』は、国内の興行収入100億円を突破。全世界の累計興行収入も200億円に達し、2024年を象徴する1作となっています。
「機動戦士ガンダム」や「ドラえもん」といった日本の国民的アニメと言える作品が並ぶ中、2つのアニメーション映画がランクイン。2001年に公開され、第75回アカデミー賞で長編アニメーション映画賞を受賞するなど、国内外で高い評価を受け愛されているスタジオジブリの「千と千尋の神隠し」と、同じく宮崎駿監督作品の劇場映画初監督作品である「ルパン三世 カリオストロの城」です。いずれも60代を中心としたシニア層からの支持が高く、シニア層はアニメも映画に馴染みがある様子が伺えました。
【調査概要】
調査時期:2024/8/13~8/20
調査手法:インターネット調査 ※自由回答
調査対象:自分自身は熱心なアニメファンだと思う男女15~69歳 計379名
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