データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】劇場版「名探偵コナン」シリーズの興収は?
過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!
名探偵コナン 100万ドルの五稜星 2024年4月12日公開
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口翔平、堀川りょう
監督:永岡智佳
原作:青山剛昌
1994年から週刊少年サンデーにて連載が始まり、コミックスの累計発行部数は2億7000万部を突破する青山剛昌の大ヒット漫画「名探偵コナン」。劇場版アニメ27作目となる本作は、北海道・函館市を舞台に、新撰組副長・土方歳三の刀と謎の切り傷のある遺体をめぐって、戦時中に軍需産業に関わったとされる旧家の謎を追うコナンたちの姿を描く。
名探偵コナン 100万ドルの五稜星 関連作品の興収は?
今年で連載30周年の節目を迎える「名探偵コナン」シリーズ。
まずは、劇場版「名探偵コナン」シリーズ作品の興収を見ていきましょう。
1996年にテレビアニメが放送され、翌年1997年からほぼ毎年劇場版が公開されています。
昨年公開された劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』では、シリーズ歴代最高興収を記録し、初の100億円の大台を突破しました。転機となったのは、2013年に公開された『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』。スピンオフ作品として製作された本作は、幅広く人気のあるルパン三世ファンを取り込み、興収42億円の大ヒットを記録しました。本作をきっかけにコナンシリーズの観客層を広げることに成功し、その後は興収を伸ばし続けています。
この勢いに乗って、本作も興収100億円超え&最高興収記録塗り替えが期待できそうですね!
そして近年では、劇場版「名探偵コナン」シリーズの異例の試みにも注目を集めています。
入場特典なしで100億円突破の快挙
近年、アニメ映画を中心に、原作漫画の小冊子やポストカード、ステッカーなど入場者プレゼントをする作品が増えています。とくにアニメ作品では、第5、6弾くらいまで特典配布をする作品も多くあり、特典目的に映画を繰り返し見るという人も多いのではないでしょうか。そんな入場者特典を配布することが定着してきた今日のなか、2023年公開の劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』では、入場者特典の配布を一切おこなわずに100億円を突破したことで大きな話題となりました。このことからも、純粋に作品を映画館で何度も観たい人が多くいることが分かります!
- 斬新な企画で公開前から話題
最新作である本作は、怪盗キッドの真実が明かされるネタバレ厳禁な内容となっています。ネタバレを防ぐため、試写会への招待状とフィルムが怪盗キッドに盗まれたという作品に交えた発表をし、代替え企画として豪華声優キャストによるスペシャルファンミーティングが実施されました。このユーモアのある企画内容に、ファンやSNSの間では大きな話題となりました。
映画の公開前から大きな話題となっている本作は、今まで以上に大きな反響を生む作品になりそうです。
まずは初週の数字に注目です。前作の3日間成績31.4億円を超えるのか!?期待しましょう!
映画は今週公開です。
※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
(C)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
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