調査レポート
洋画の日本描写に違和感を感じる?
先日、動画ディレクターとして働く業界人よりKIQ REPORT宛てに「海外映画における日本に関する描写で、違和感を感じたことはあるか?それはどの作品か?」調査をしてほしいという依頼をいただきました。
KIQ REPORTではさっそく調査を開始! 全国15歳以上の男女782名の映画ファン(半年に1本以上劇場で映画鑑賞をする人)を対象に、海外映画における日本に関する描写で、違和感やつっこみどころを感じたことはあるか、具体的な作品名や描写と合わせて聞いてみました。
結果はこちら!
74%、つまり4人に3人が一度は違和感やつっこみどころを感じていることが分かりました。性年代による差はほぼありませんが、映画館鑑賞頻度の高いヘビー層(月に1本以上劇場で映画鑑賞する人)では85%が該当しました。
具体的にどのような点が気になるのが聞いてみると、
・未だに侍や忍者、芸者のイメージが強い
・サラリーマン=七三分け、メガネ、ス―ツといったステレオタイプ
・人物や文化の描写など、中国や韓国とごっちゃになっている
・街並みがおかしい
・おかしな日本語が多用されている
といったポイントが多く挙げられました!
作品名でもっとも多く挙がったのは、2022年公開の『ブレット・トレイン』。東京発・京都行きの超高速列車が舞台の同作では“トンデモ日本描写”が炸裂していましたね!
ほかには、『ジョン・ウィック』『ワイルド・スピード』『バイオハザード』といった人気シリーズや『ラストサムライ』『キル・ビル』『SAYURI』なども。
“トンデモ日本”な描写に違和感を感じつつも、それも含めて映画を楽しんでいる映画ファンが多いようです。
※KIQ REPORTでは、映画業界で働く皆さんが知りたいことを調査します!ご要望はこちらまで。
【調査概要】
調査時期:2023年12月27日〜2024年1月3日
調査対象:計782名 (15歳~69歳の男女)
調査手法 :インターネット調査(FastAsk利用)
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