データでヒット予報

【データで週末ヒット予報!】東野圭吾原作映画、邦画サスペンスミステリー作品の興収は?

2024-01-09更新

過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!

ある閉ざされた雪の山荘で 2024年1月12日公開 

監督:飯塚健
出演:重岡大毅、中条あやみ、間宮祥太朗、岡山天音、西野七瀬 他
配給:ハピネットファントム・スタジオ

東野圭吾が1992年に発表し、長らく映像化不可能といわれたベストセラー小説がついに映画化。
劇団に所属する7人の役者のもとに、最終オーディションへの招待状が届く。4日間の合宿で、彼らは「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件のシナリオを演じることに。しかし、出口のない密室からメンバーが一人ずつ消えていき、彼らは互いに疑心暗鬼に陥っていく。

ある閉ざされた雪の山荘で 関連作品の興収は?

本作の原作は、人気作家・東野圭吾さんが1992年に発表したミステリー小説です。
まずは、東野圭吾原作の映画(2013年以降)を見てみましょう。

ある閉ざされた雪の山荘で 東野圭吾 ミステリー 重岡大毅 興行収入

数多くの映画が公開されており、そのほとんどが興収10億円を超えるヒット作となっています。興収46.4億円の『マスカレード・ホテル』を筆頭に、『マスカレード・ナイト』(38.1億円)、『真夏の方程式』(33.1億円)、『沈黙のパレード』(30億円)など、スマッシュヒット作も並びます。

数々の東野圭吾作品が映画化されてきましたが、なかでも本作は長らく映像化が不可能といわれており、東野さん自身も「想像していなかった」映画化となったようです。また、「トリッキーな世界観が監督の手腕によって完璧に成立させられている」とのことで(※公式サイト参照)、往年の東野圭吾ファンにとって待ちに待った映画となっていること間違いないでしょう!

続いて、近年の主な邦画サスペンスミステリー作品(2020年以降)をチェックしてみます。

ある閉ざされた雪の山荘で 東野圭吾 ミステリー 重岡大毅 興行収入

『罪の声』(興収12.2億円)、『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(11.9億円)、『死刑にいたる病』(11億円)など興収10億越えのヒット作が並びます。『マスカレード・ナイト』(38.1億円)『沈黙のパレード』(30億円)はどちらも東野圭吾原作で、数あるサスペンスミステリー映画の中でも大きな存在感を放っていますね。

先日行われたビギニングイベントで、主演の重岡大毅さんが「山荘で起きていることが演技なのか、本当の連続殺人なのかわからない。2重、3重のトリックが散りばめられていて、衝撃のラストがあります」と語るように、本作は謎解きの枠を超えた驚愕の結末が待ち受ける“サスペンス・エンターテインメント”。原作者も「これぞミステリ映画」と語る本作は、多くのサスペンスミステリー映画ファンを虜にする作品となっているでしょう!

最後に、主役の久我和幸を演じる重岡大毅さんの過去の出演作をチェック!

ある閉ざされた雪の山荘で 東野圭吾 ミステリー 重岡大毅 興行収入

映画出演本数は少ないものの、『殿、利息でござる!』が興収13.7億円のヒット作となっています。

本作のジャパンプレミアで、重岡さんは「一人だけ劇団の部外者としてオーディションに参加する久我と、普段はグループで活動して、役者一本でやられている方々の中に飛び込む僕は“異物感”というところが重なった」と語っており、久我和幸というキャラクターのハマり役となったようです。
重岡さんにとって本作が映画単独初主演作品ということで、ファンにとっても要注目です!

映画は今週公開です。

 

※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
(C)2024映画「ある閉ざされた雪の山荘で」製作委員会 (C)東野圭吾/講談社

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