データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】近年のゴジラ映画・山崎貴監督作品の興収は?
過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する”データで週末ヒット予報”。今回はこちら!
ゴジラ−1.0 2023年11月3日全国公開
監督・脚本・VFX:山崎貴
出演:神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆 他
配給:東宝
ゴジラ生誕70周年を記念して製作され、日本における実写版ゴジラ映画では30作目となる本作。戦後、焦土と化した日本に、追い打ちをかけるようにして突如現れたゴジラ。残された人々は、ゴジラに対して生きて抗う術はあるのか…。監督・脚本・VFXを務めたのは『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズをはじめ『永遠の0』『STAND BY MEドラえもん』など数々の話題作を生み出してきたヒットメーカーの山崎貴。
ゴジラ−1.0 関連作品の興収は?
まずは、近年の「ゴジラ」映画(実写)の興収を見ていきましょう。
過去10年の「ゴジラ」シリーズでは、『GODZILLA ゴジラ』『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』『ゴジラvsコング』といった日本のゴジラをハリウッドで映画化した作品が並びます。興行収入は約20~30億円で、根強い人気がうかがえますね。
さらに、前作から12年ぶりとなるオリジナル「ゴジラ」映画である庵野秀明監督の『シン・ゴジラ』は興収80億円を超える大ヒットとなり、日本アカデミー賞をはじめその年度の映画賞を総なめにしました。
それから7年後、再び日本でゴジラが製作されたことで、公開前から大きな話題となっています。今回、待ちに待った本場のゴジラがどれほどの恐怖を日本に巻き起こすのか・・・期待大です!
本作の監督・脚本・VFXを務めたのは、数々の話題作を生み出してきたヒットメーカーの山崎貴監督。これまでの山崎貴監督作品を見てみましょう。
監督デビュー作『ジュブナイル』から現在に至るまで、ほとんど全ての作品が興行収入10億円を超えています。『永遠の0』『STAND BY MEドラえもん』は興収80億円を超える大ヒットとなり、2014年の邦画興行収入トップ2を占めました。日本映画界におけるヒットメーカーと言っても過言ではないでしょう。
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』でも作中にゴジラが登場していましたが、山崎監督としても待ちに待ったゴジラ映画ということで、監督のゴジラへの熱い思いが込められた1本となっていること間違いなしです! 庵野秀明監督の『シン・ゴジラ』とはまた一味違った、山崎監督の生み出す新たな「ゴジラ」に要注目です!
続いて、主人公の敷島浩一を演じる神木隆之介さんの過去の主演作品を見てみます。
ドラマ・映画のみならず劇場アニメや日本語吹き替えなど幅広く存在感を放っている神木隆之介さん。興収13.7億円を記録した本格ラブストーリー『フォルトゥナの瞳』では大人の色気を開花させ、直近では『大名倒産』でキャリア初のちょんまげ姿に挑戦しコミカルな役どころを演じるなど、キャリアを重ねるごとに新たな一面を見せてくれます。そんな神木さんでも、本作で演じる、戦争から帰還し心に傷を負った敷島浩一は「今までに経験したことがない役柄で、役作りにとても苦労した」そう。(※完成報告会見より)そんな神木さんが演じきった役柄にも期待が高まります。
最後に、ヒロインの大石典子を演じる浜辺美波さんの過去の主演・ヒロイン作品もチェック。
ブレイク作品となった『君の膵臓をたべたい』の興収35.2億円を筆頭に、『アルキメデスの大戦』(興収19.3億円)『シン・仮面ライダー』(興収23億円)といったヒット作品に多く出演しています。
『君の膵臓をたべたい』では透明感あふれる快活な役柄を演じ、『センセイ君主』での変顔満載のコミカルな役を演じたかと思いきや、『アルキメデスの大戦』では可憐さの光る社長令嬢役、『賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』でのエキセントリックな役、など、幅広いキャラクターを演じる実力派女優として知られています。本作では、ゴジラからの絶望を感じつつ、強く生き抜く女性を演じます。浜辺さんの新たな一面にも注目です!
往年の「ゴジラ」ファンの存在、そして、NHK朝ドラ「らんまん」の夫婦役としてお茶の間でも人気の高かった2人の共演ということで、中高年~シニア層まで幅広い動員も期待したいところですね。『シン・ゴジラ』を超える動員となるでしょうか!?
映画は今週11月3日(金)公開です。
※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
(C)2023 TOHO CO.,LTD.
COMMENT
コメントをするにはログインが必要です。不明なエラーが発生しました